ウォークラフト ランブル

Warcraft Rumblings:「ウォークラフト ランブル」ステージ振り返り

Warcraft Rumblings:「ウォークラフト ランブル」ステージ振り返り

バイス・プレジデント(Vice President)兼ゲーム・ディレクター(Game Director)のTom Chilton、プロダクション・ディレクター(Production Director)のJackie Bacal Head、アート・ディレクター(Art Director)のJeremy Collinsらが、「ウォークラフト ランブル」開発の舞台裏を披露。

ゲームの特徴

誰もが気軽に遊べるよう製作された「ウォークラフト ランブル」には、楽しい要素が盛り沢山!

  • タワーディフェンス&オフェンス
    • 防衛、採掘、そして攻撃。対戦相手やボスを倒すと勝利です。
  • ミニの収集
    • 小さな「ミニ」となった、お馴染みの「Warcraft」キャラクターたちを集めて育成できます。
  • キャンペーン・モード
    • 「Warcraft」世界を股にかけるボリュームたっぷりのキャンペーン・モード。一定レベルに達すれば、さらに歯ごたえのある「ヒロイック・キャンペーン」がアンロックされます。
  • PvP、ギルド、ダンジョンなど
    • 他のプレイヤーと腕を競い合えるPvPモードのほか、ダンジョンやアークライト・サージなど一人用モードも充実。友人との交流にはグループチャットやギルド機能が使える上に、ギルドに入れば毎シーズン「ギルド戦箱」も獲得できます。

自分だけの部隊を作ろう!

兵士、呪文、リーダーを組み合わせて部隊を編成します。5つの系統にはそれぞれ複数のリーダーが存在し、ミニの数は全部で65体以上。近接、遠距離、飛行、スクワッドに分類される各ミニたちを組み合わせれば、様々なプレイスタイルの可能性が広がります。さらに、ミニたちは固有の能力「タレント」を持っています。

アゼロスの大地

エルウィンの森、大荒野、ウェストフォール、ストラングルソーンの谷、ダークショアなど、舞台となるのはファンにはお馴染みの各地。

サービス開始時点でのステージ数は70。5つのステージで1つのゾーンを構成し、各ゾーンの最後に待ち受ける難関を突破するには、より練度の高い部隊が必要。ステージやボスは独自のメカニクスを持ち、それぞれに応じた戦略と部隊が求められます。

キャンペーンを最後まで踏破したプレイヤーがたどり着くのはオニクシアの巣。本作最強のボスが挑戦を待っています。

「アークライト・サージ」:変則ステージ

クリア済みのステージに一風変わった変化が加わる一人用モード「アークライト・サージ」。過去にクリアした一部のステージが、数日おきにアークライト・エナジーによって変化します。

「ヒロイック・キャンペーン」:高難易度ステージ

魔術紋章を50個集めると、超高難易度モード「ヒロイック・キャンペーン」がアンロックされます。基本は通常のキャンペーンのまま要求レベルが大幅に上がり、さらにより難しいステージへと変化します。

ヒロイック・キャンペーンでは、通常より多くのXPと、クリアした系統に追加の報酬が得られるほか、ゾーン内のステージをすべてクリアするとボーナスが手に入ります。

「ダンジョン」:週替わり、3ステージ構成、遺物

ダンジョンは3つのステージと3体のボスからなり、入場に必要な系統リーダーは毎週変わります。 ダンジョンのステージに入る前に毎回「遺物」を選択しますが、遺物はタレントのように個別のユニットを強化するものや、部隊全体を強化するもの、部隊の一部を強化するものがあります。3つの遺物は重複し、ダンジョンの各ステージで手に入ります。最後のボスに勝利すると、そのリーダーの部隊に適用できる特別なミニのタイプのレベルが上がる部隊スロットのアップグレードが獲得できます。

PVP:1シーズン6週間周期のマップとモディファイアー

PvPモードでは、ランクに基づいて1対1で対戦し、ランクが上がるほどより手強い相手とマッチアップすることになります。シーズンは6週間続き、タワー、マップ、マップのモディファイアーが変わります。

ギルドに加入

ギルドでは、メンバー同士のチャットのほか、協力して「ギルド戦箱」が手に入ります。ギルドにはそれぞれ最大15人まで参加でき、毎シーズン各メンバーがアークライト・サージのミッションやPvP対戦をプレイしてポイントを集め、報酬を獲得します。


開発秘話:手の平サイズの「Warcraft」

「ウォークラフト ランブル」は、一般的なゲームの企画と同様に、一つのアイデアから始まりました。アゼロスをミニチュア化して、「Warcraft」世界の壮大さを、手軽に楽しめる現代のモバイルゲームに落とし込んでみてはどうだろう?

初期のプロトタイプ版では「Warcraft III」とWoWのモデル、アニメーション、VFX、キャラクターや背景などの画像素材が使用され、その間に最終的なアートスタイルを確定していきました。

「ウォークラフト ランブル」のアートスタイルがどのように磨かれてきたかについて、まずはオークのビジュアルを例に、アートディレクターのJeremy Collinsが詳しく説明します。


「ウォークラフト ランブル」の展望

現在、新しいコンテンツや機能を試験中、あるいはすでに開発中です。以下は、開発チームが現在取り組んでいる内容の概要です。

  • 新シーズン
    • 今ゲームを始めたプレイヤー向け。シーズンは6週間続き、新たなシーズンごとにアップデートが予定されています。シーズン1が始まり、アンデッドのリーダー「シルヴァナス」が登場しました。シルヴァナスは今シーズン限定で、PvPと戦箱を通じて入手できます。各シーズンごとに以下のような新しいミニが登場します。
      • シーズン1:リーダー「シルヴァナス」
      • シーズン2:あらゆる部隊に編成可能な兵士
      • シーズン3:ブラックロック山の深奥より満を持して登場、「ソーリサン皇帝」
      • シーズン3:エレメンタル攻撃に耐性を持つ「フェアリードラゴン」
  • ラグナロス
    • ラグナロスのミニも入手できます。このリーダーはシーズン・コンテンツではなく、レイド「モルテン・コア」と関連して登場します。ラグナロスを倒せば、ユニークなメカニクスを持つ彼のミニがコレクションに加わるでしょう。
  • サポート機能
    • 協力モード
      • 「ウォークラフト ランブル」の開発当初から、ソロあるいはフレンドと一緒に、プレイヤー同士で協力してプレイすると楽しいだろうというコンセプトがありました。これを実現するために、ギルドメンバーとパーティを組んでレイド機能を介して協力バトルに参加できる機能を予定しています。
      • パーティとレイド機能の実装により、クエスト、アークライト・サージ、PvPなど、さまざまな協力プレイ用モードの追加が可能になります。
  • レイド
    • レイドでは、ギルドメンバーの1人とパーティーを組むことになります。
    • レイドがプレイできるのは各シーズンの期間限定です。
    • 各ウィングにはレイドのボスが2体ずつ存在し、固有の報酬が手に入ります。
    • モルテン・コアの例:
      • モルテン・コアは3つのウィングに分かれており、それらを踏破して最終ボスに到達します。
      • モルテン・コアの第1ウィングの推奨レベルは26、第2ウィングは27となっています。
      • 各バトルでどのリーダーを使うかよく検討する必要があります。
      • 第1ウィングに登場するのはルシフロンとマグマダー、第2ウィングではゲヘナス&シャズラーとガァア、第3ウィングではバロン・ゲドンとゴレマグ。そしてモルテン・コアのボスといえば当然ラグナロス。
      • 各ウィングでは、強力な固有の報酬が獲得可能。
        • 第1ウィングのクリア報酬:選んだ部隊の強化スロット1つをアンロック
        • 第2ウィングのクリア報酬:レジェンド秘本×1
        • 第3ウィングのクリア報酬:レジェンドコア×1
        • レイドボスを2体倒すごとに、ゴールド部隊スロットをプラチナスロットにアップグレードするのに使用できる「武勲」が獲得できます。
        • ラグナロスを撃破すると、最後の報酬としてリーダー「ラグナロス」と追加のスターポイントが手に入ります。
  • ダンジョンとゾーン
    • 新ダンジョン「スコロマンス」
      • スコロマンスには、懐かしのダンジョンボスであるジャンディス・バロフ、ラトルゴア、そしてもちろん闇の校長ギャンドリングが登場します。
    • 新キャンペーン・ゾーン「ムーングレイド」
      • ブラックロック山の後、キャンペーンの最終ゾーン(少なくとも今のところ)としてムーングレイドが追加されます。通常ステージとヒロイック両方に5つのステージを開発中です。
      • ムーングレイドには、ブライトウィング、ブルメラ、イセラ、ケナリウスといったボスたちが登場します。
  • PvPアップデート
    • シーズンを通して同じマップでプレイするのではなく、マップの選択をランダム化して毎回新鮮にプレイできるように変更します。
    • 新たなモディファイアーのカテゴリーの追加。
    • グローバル・ランキングの追加。誰が最強かという、PvPプレイヤー永遠の関心事をサポートします。
    • 以上のPvPシステムのアップデートに加えて、多くのプレイヤーが待ち望んでいた機能、リプレイも実装予定です。
  • 戦箱からの新たなカスタマイズ・アイテム
    • 6週間にわたる各シーズンでは、戦箱とPvPランキングを通じて新しいカスタマイズ・アイテムが獲得できます。
    • 2シーズンに1回、戦箱からタワーのスキンが獲得できます。シーズン1ではメカノーム・タワーセット、シーズン3ではジャッジメント・タワーが登場します。
    • タワーのスキンに加え、いくつかの感情表現も製作中です。
      • 毎シーズン、新たな感情表現が1種PvP報酬に追加され、さらに1シーズンおきに戦箱の報酬として追加の感情表現が1種追加されます。
    • キャラクタースキンが登場します。最初は何の変哲もないコボルト、近日中に勢力別のコボルトが手に入ります。リーダースキンのアイデアも検討中です。

「ウォークラフト ランブル」は現在好評配信中です。様々な要素が詰め込まれた、この奥深いゲームをぜひともお試しを!最新の更新情報などについては、warcraftrumble.blizzard.com/#newsからご確認ください。

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