ハースストーン

燃えよ!ドラゴン年

燃えよ!ドラゴン年

今年も再びこの季節が来たぞ。「ハースストーン」の星座時計の針が、また一つ未来に向かって進むんだ。新たなるハースストーン年度――ドラゴン年へようこそ!

ワタリガラス年の「ハースストーン」

新しい年に飛び込む前に、ワタリガラス年を軽く振り返ってみよう。

CAAAAAAAAAAAAW

まず、「ハースストーン」を始めたばかりのプレイヤーのために、入門プレイヤーの導線がゆったりするよう改善したな。ゲームの基礎を学ぶ機会が得られ、また同程度の腕の相手とマッチングできるよう、ランクを25追加したんだ。取っ掛かりとしては上々だったと思うが、まだまだ改善の余地は残ってる。

Ranked Star Reduction!

またランク戦のランクにもさらなる改善を行ったな。最近では、下位のランクほど、ランク上げに必要なスターの数が少なくて済むようにしたんだ。これはコミュニティからの要望――貴重なフィードバック――に応えた変更だ。みんながこのゲームに深い興味と情熱を注いでくれていることに、改めて感謝したい。いつでも暖炉の側の席に座って、意見を聞かせてくれ。

全体として、ゲームの変更に関しては、より柔軟に行っていきたいと考えてるんだ。「天下一ヴドゥ祭」のリリース後、ゲームがみんなにとってより面白くなるようにと、2ヶ月の間に2回のバランス調整を行った。周期的に有意義な変更を加えていくことで、ゲームはより健全に、プレイヤーはよりハッピーになっていくと感じている。今後も同様にバランス調整を行っていくつもりだ。また調整の実施に関してはコミュニケーションを重視し、事前の情報共有を密にしていくからな。

ドラゴン年

栄誉の殿堂へようこそ!

各「ハースストーン」年度の始まりには、基本およびクラシックセットの再評価を行う機会が設けられているんだ。「ハースストーン」の進化に伴い、各クラスとその特徴の理解は深まっていく。その新しい観点から再評価した結果、これらのセットの中に、本来の方向性とは違った方向に強くクラスを引っ張ってるカードが見つかることがあるんだ。各クラスの特徴――長所も短所も――をより際立たせるために、それらのカードは「栄誉の殿堂」に送られることになる。

今年も何枚かのカードが栄誉の殿堂入りするぞ。

DRUID__EX1_161_jaJP_Naturalize.png WARLOCK__EX1_310_jaJP_Doomguard.png PALADIN__EX1_349_jaJP_DivineFavor.png
自然への回帰

ドルイドは常に柔軟性に富んでおり、またマナ、カード、ミニオンの生成のための様々なツールを取り揃えているが、相手の大型ミニオンを除去するのにはずっと苦労してきた。「自然への回帰」はその弱点を効果的に打ち消し、カードアドバンテージが影響しないマッチアップでの強力な選択肢をドルイドに与えている。これを栄誉の殿堂に移動することによって、ドルイドはクラスのアイデンティティー通り、大型ミニオンの除去に苦労するようになるだろう。

ドゥームガード

悪魔の使役者であるウォーロックはずっと、盤面支配に強いクラスである。ミニオン戦の強さは、破壊的な魔法と同様に、ウォーロックのアイデンティティーの一つであるものの、このクラスの弱点は盤面の優位を失った時にある、という点を強調したい。そのために、ウォーロックが手札から直接出せるダメージを制限したい。強力な突撃ミニオンである「ドゥームガード」は、ウォーロックをクラスのアイデンティティーから外れた方向に向かわせているため、栄誉の殿堂入りすることにしたんだ。

神聖なる恩寵

ここ数年間というもの、数々の強力なアグロパラディンデッキが目撃されてきた。パラディンのアイデンティティーが、潤沢なリソース生成能力を持ち、ミニオンを召喚しミニオンを強化するクラスであることはいいんだが、カードドロー能力がパラディンの長所の一つである必然性はない。「神聖なる恩寵」は、このゲームでも対コスト効果の高いドロー呪文の一つだ。他のクラスの長所を強調し、また将来のアグロパラディンデッキのパワーレベルを一定に保つため、「神聖なる恩寵」を栄誉の殿堂入りすることにしたんだ。

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月を食らうものバク&ゲン・グレイメイン

バクとゲンは環境に登場して以来、新しい強力な戦略をもたらしたカードだ。その2つの戦略は、意図した以上にスタンダードで流行しており、ドラゴン年に新登場するものが霞んでしまう恐れがあると感じられたんだ。セットのローテーションによりスタンダードに新たな息吹を与え、ランク戦の健全性を保つため、バクとゲンを栄誉の殿堂入りさせ、1年早くローテーションすることにしたぞ。

DRUID__GIL_130_jaJP_GloomStag.png MAGE__GIL_838_jaJP_BlackCat.pngPRIEST__GIL_837_jaJP_GlitterMoth.png SHAMAN__GIL_530_jaJP_MurksparkEel.png

また、バクとゲンがもたらす偶数/奇数メカニクスを補足するカードである、「昏き牡鹿」, 「黒猫」, 「きらめく蛾」, 「ヨドミノヒバナウナギ」 の各カードも、併せて栄誉の殿堂に送られることになったんだ。

昨年と同様、栄誉の殿堂入りしてもこれらのカードを持ち続けられるぞ。また、カード満額分の魔素の付与を行うぞ(最大でデッキに入れられる上限の枚数まで)。「ドラゴン年」の開始後にログインした時、魔素は自動的に付与されるからな。


1人プレイ用モードの進化

ドラゴン年はソロ・アドベンチャーに新たなアプローチをとっていて、その結果、これまでのどれよりも大きく、深く、はるかに野心的なものが作られてるんだ。

「ダンジョン攻略」スタイルのミッションへの大好評の声にお応えして、今年登場するコンテンツは同じフレームワークを使用しているぞ。さらに、各クラスで複数の開始時デッキとヒーローパワーがアンロックできたり、非戦闘の「酒場」での遭遇ではデッキを自分好みにチューンナップできる機会があるなど、これまで以上に大胆なカスタマイズが実現できるようになってるぞ。

ドラゴン年最初のソロ・アドベンチャーは今年最初の拡張版の1か月後にリリースされる予定で、最初の章は無料だ。プレイヤーは謎めいた(だが以前に登場済みの)メイジのキャラクターでプレイして、新しいシステムとメカニクスをマスターしていくことになる。

MYSTERY BUTTON!ストーリーをより深く楽しみたいプレイヤーは、リリースされ次第、追加の章を開放することができる。各章はそれぞれ700ゴールドだが、まとめて全ての章を2,400円で購入することもできるぞ。追加の章それぞれにはプレイ可能な新キャラクターが2人ずつ付いてきて、それぞれ3つのヒーローパワーと4つの開始時デッキがアンロック可能で、それらを複数のゲームモードで何十もの新ボスを相手に使うことができる。各章をクリアするごとに新拡張版のカードパック3個が手に入る。そして全5章をクリアすると、カード裏面デザインと、ゴールデンクラシックパック1個がもらえるぞ。

充実のコンテンツ内容をお見せしよう。(英語)

ドラゴン年のために内密に作り上げてきたコンテンツをついに披露できるのが、とても楽しみだ。やり込み要素たっぷりのこのソロ・アドベンチャーは、5月から4週間かけてリリースされていくからな。リリースが近づいたらさらに詳細を公開するから、楽しみにしててくれ。

闘技場モード

制作チームは日夜、あらゆるゲームモードをより良く、より楽しくする方法を模索してる――闘技場ファンのためにも、いろいろと準備を進めてるんだ。ドラゴン年には、古いセットを落として新しいセットを追加するのと同様に、闘技場ドラフトのカードプールを更新するぞ。いつも新鮮な気分でプレイできるよう、闘技場のドラフトプールは各拡張版ごとに2回更新される予定だ。今後最初の更新により、闘技場のドラフトプールは以下のセットを含むようになるぞ:基本、クラシック、「ナクスラーマスの呪い」、「旧神のささやき」、「仁義なきガジェッツァン」、「妖の森ウィッチウッド」、そして今年最初の拡張版だ。

 

炉端の集いのお楽しみ

これまでに「炉端の集い」が作り上げてきたコミュニティを直に体験したことのあるあんたに朗報だ。今後公開される拡張版については、プレリリースが必ず行われることになったんだ。公開プレリリースパーティでは、拡張版の正式リリース前にパックを開け、それらのカードを実際に使ってプレイできるんだ。もっと小規模に内輪で楽しみたいなら、自宅でプライベートな炉端の集いを開催し、友達と一緒にプレリリースを楽しむ事もできる。体験できるコンテンツは、公開プレリリースパーティと変わらないからな。

プレリリースや炉端の集いを未体験のあんたも、FiresideGatherings.comで近場のイベントを探して、(現実世界の)酒場デビューをしてみたらどうだい!

 

…他にも色々

「ハースストーン」チームは、常にプレイヤーのフィードバックを聞こうと努めてるんだ。リソースの制約や予期できない問題に妨げられることもあるが、「ハースストーン」の快適さを向上するために、フィードバックに応えた機能を実装できるよう努力を続けてるぞ。みんなからの要望に応えて「ハースストーン」に今後実装される新要素の数々を紹介しよう。

レジェンドクエストの交換
    1. ゲーム内イベントに伴って出現する特定のクエストがクリアできなくて、困ったことはないか?今年はそれらレジェンドクエストにも交換ボタンが追加され、別のクエストと交換できるようになるんだ!レジェンドクエストの交換の仕組みは普通のクエストと同様で、交換するとその日の交換権を消費するからな。今後は交換できないレジェンドクエストは登場しなくなるし、また拡張版の初日に付与されるレジェンドクエストは、次の拡張版のリリースと同時に期限切れになるからな。
カード裏面デザインのランダム選択
    1. カード裏面デザインギャラリーに、新たな選択肢が追加されるぞ――「ランダム」オプションだ!「クラシック」のすぐ隣のスロットに表示されるからな。カード裏面デザインを「ランダム」に設定しておけば、対戦する度に、あんたのコレクションからランダムなカード裏面デザインが選ばれるぞ。
よりスマートなデッキ構築ヘルパー
    1. デッキ構築は「ハースストーン」の重要な要素の一つだが、いつでも単純…というわけじゃない。特定のコンボを使いたいってことしか頭にないこともあるだろうし、デッキで特定のテーマをプレイしたいこともあるだろう。今年はデッキの自動完成機能を改修し、補習を受けさせてるんで、今よりも賢くなるぞ。詳細は後日公開するが、不完全なデッキを自動完成させる際に、あんたのカードコレクションが考慮されるようになるのを期待してくれ。
ゴールデンヒーローへの新たな道
    1. 闘技場での対戦勝利が、使用してるヒーローの合計勝利数にカウントされるようになるぞ。憧れの500勝に到達するのが、これまでより少々楽になるってわけだ。

暮れなずむマンモス

最後に、スタンダードから落ちる各セットを見送るにあたって、マンモス級に盛大な送別会を開くことにしたんだ。2019年3月25日の17:00~2019年4月2日の17:00(日本時間)にログインすると、「大魔境ウンゴロ」、「凍てつく玉座の騎士団」、「コボルトと秘宝の迷宮」の各拡張版のパックを1個ずつもらえるぞ。

*elephant trumpet noises*

またこの期間中には、去り行く年への別れの喧嘩「喧嘩ブロック: マンモス年」がプレイできるからな。この喧嘩では「大魔境ウンゴロ」、「凍てつく玉座の騎士団」、「コボルトと秘宝の迷宮」のカードだけを使ってデッキを組んで対戦することになり、1勝すればいつも通りクラシックパックを1個もらえるからな。夕陽をバックに、思い入れのあるカードで殴り合うなんて、マンモス年に笑ってサヨナラするのにピッタリだろう?

 

あんたはどう思う?

ドラゴン年は非常に楽しみだが、何より大事なのは、親愛なるコミュニティのみんなと共にゲームを盛り上げていくことだ。そのためにも是非、今回紹介した内容について、みんなの意見を聞かせて欲しいんだ。

3月6日の3:00(日本時間)から、Redditでライブ質問会を開催するぞ。みんなの質問を楽しみにしてるからな!


ドラゴン年はエキサイティングでアツい年になるはずだ。あんたが一番楽しみにしてる変化は何だい?コメントかTwitterで教えてくれ!

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