オーバーウォッチ 2

ボン・ボヤージュ:「PARIS」トラベルガイド

近代以降、パリは世界屈指の芸術の都として栄えてきました。幾たびにもおよぶ改築や再建を経て繁栄を続けてきたこの街の特徴といえば、やはりアール・ヌーヴォー的な美術様式にります。目を奪うようなアートの数々は、なにも画廊や美術館に足を運ばなければ見られないわけではありません。まずは、ストリートアート界の革命児、オムニック・アーティストのリベルテがいるQUARTIER OMNICを訪れてみましょう。

週末にMAISON MARATを訪れるのであれば、一向に進まない渋滞と、異様に厳重なセキュリティを覚悟しておく必要があります。大きな議論を呼んだオムニック権法の可決を祝して、盛大な祝宴会が開かれるのです。

都会の喧騒に疲れたら、CABARET LUNAで一休み。夜の時間帯なら、毎日ステージに上がる歌姫ルナの美声に酔いしれることは間違いありません。どなたでも気取らずに入れるお店なので、映画スターや地元の住民、そして革命運動家など、バラエティに富んだ客層に混ざり、光の街の歌姫の柔らかな歌声に耳を傾けましょう。その際、気前の良いチップをお忘れなく。

新進気鋭のオムニック・シェフがフランス料理を振舞うLES DEUX ESCARGOTSもオススメです。店名、そしてお店の看板にもあるように、エスカルゴが名物メニューです。ぜひ勇気を出して挑戦してみてください。最近の口コミによれば、味だけでなくサービスも上々とのことです!

食事を済ませた後は、どんな悪党でも頬が緩むと噂の芸術的なスイーツを。色鮮やかなミルフィーユやマカロンが名物のPATISSERIE GALANDは、先日の強盗騒ぎによる被害の修繕も終わり、ちょうど営業を再開したところです。押し入った2人の強盗も、レジの現金には一切手をつけず、始めからマカロンが狙いだったというのだから驚きです。

パリには宝石のような煌きがまだまだたくさん眠っています。大通りから外れた路地裏までくまなく歩いてみましょう。あなたの知らなかった世界がそこには広がっているはずです。

次の記事を見る

注目のニュース