皆さん、こんにちは！ 『オーバーウォッチ』をより楽しんでいただけるよう、私たちは日々いろいろな変更や改善を行なっていますが、今回はその中から、皆さんに気持ちよくプレイしていただくための取り組みについて、またゲーム体験の自由度が広がったことについてお伝えしたいと思います。『オーバーウォッチ』開発チームでは「ストライク・チーム」を結成し、カスタマーサービスチームやコミュニティチームはもちろん、Blizzard 全社のさまざまな部署を巻き込んで、こうした取り組みを一丸となって進めています！

好ましくない振る舞いの発見において私たちはプレイヤーからの通報を主な方法としており、先日、このゲーム内プレイヤー通報ツールのカテゴリを変更しました。具体的には「非協力的」カテゴリが削除され、「迷惑行為（Griefing）」が「妨害行為（Gameplay Sabotage）」に変更されています。こうした変更を行なったのは、好ましくない行動を通報していただく際、内容と一致する正しいカテゴリを選びやすくするためです。

好ましくない振る舞いに関しては、正確なゲーム内からの通報に勝るものはなく（居心地のいいコミュニティを作っていくうえで皆さんにいちばん貢献していただける手段でもあります）、誰にとってもわかりやすく簡単なプロセスを作るのが私たちの心がけていることです。これ以外にも、『オーバーウォッチ』のソーシャルアカウントをチェックし、好ましくない振る舞いが通報されていないか目を光らせています。他にも、寄せられた通報を元に調査を進めたり、時には適切なペナルティを課すといった取り組みも行なっています。

「通報なんかしても意味がない」とおっしゃる方のコメントをこれまでたくさん目にしましたが、そんなことはありません。お寄せいただいた通報は、『オーバーウォッチ』のコミュニティをより良くするうえで欠かせないものであり、とても貴重なものだとご理解ください。皆さんが時間を割いて送ってくださる通報は、価値のある貢献なのだという私たちの考えをお伝えするため、先日、感謝・お礼のメッセージをゲームに追加しました。残念ながら、大勢のプレイヤーがこのメッセージを受信できないという問題が起きていましたが、つい先週これを解決しました。ですので、通報してくださる方は、今までよりもフィードバックを目にする機会が増えていると思います。こうしたシステムを一段と改善していくため、私たちは「機械学習」システムの開発にも力を注いでいます。悪質なチャットやゲーム内での妨害行為をより正確に見つけるための、支援ツールにできればいいと考えています。こうしたテクノロジーは、皆さんからの通報と互いに補い合い、コミュニティを活性化させます。好ましくない行動があれば、すばやく察知できるようになるでしょう。将来の好ましくない行動のせいで『オーバーウォッチ』体験が損なわれることがないよう、適切な措置をとることもできます。こうしたシステムは皆さんを虚偽の通報から守る役割も果たすはずです。

そうは言っても、人間誰しも機嫌のいい日ばかりでないことを私たちは承知しています。自分が悪質なチャットをしていたり、自分の言動が他のプレイヤーを不愉快にさせていることに気づかないことがあるかもしれません。自分の言動が他のプレイヤーにどう思われているか自覚してもらえる助けになればと、ゲーム内の警告を新たに追加しました。『オーバーウォッチ』のコミュニティにとって受け入れがたいプレイになっている場合は、まずこの警告でお知らせします。

『オーバーウォッチ』での体験をより細かく調整していただけるよう、先日新たなツールを追加しました。具体的には、一緒のチームで戦いたくないプレイヤーをマーキングできる仕組みです。新たな試みということで、敬遠できるプレイヤーは今のところ 2 名だけですが、マッチメイキングに悪影響がないと判断できれば、順次その数を増やしていきたいと考えています。

悪質なチャットを繰り返す方へのペナルティも見直しました。従来、違反を重ねるプレイヤーには、ゲーム内で他のプレイヤーとのコミュニケーションを禁じる措置が取られ、違反を重ねるとそのたびに禁止期間が長くなっていく仕組みとなっていました。今回、このやり方を見直し、違反を重ねるプレイヤーにはアカウントの停止措置を課すことにしました。つまり、『オーバーウォッチ』そのものをプレイできなくなります。違反を繰り返せばプレイできない期間がさらに伸びていきます。警告後に、発言禁止のペナルティを受け、アカウント停止処分を規定の回数受け、それでもなお悪質なチャットを続けるプレイヤーがいた場合、『オーバーウォッチ』の健全なコミュニティメンバーになる意思がないものと判断し、恒久的に『オーバーウォッチ』で遊ぶことを禁止する場合もあります。

これから先の予定としては、夏に新しいソーシャル機能をリリースできるよう開発を進めているところです。PTRでテストできる段階が近づきしだい、あらためてお知らせいたします。ひとまずは、皆さんのオンラインのゲーム体験を一段と調整できるようになる仕組みだとお伝えしておきます。楽しみにお待ちください！