ハースストーン

コアセットとクラシックフォーマットの導入

コアセットとクラシックフォーマットの導入

「ハースストーン」に差し迫るいくつかの大きな変化について、発表できる時が来たぞ。ドラゴン年のカードセット(「爆誕!悪党同盟」、「突撃!探検同盟」、「激闘!ドラゴン大決戦」、「新参デーモンハンター」)がローテーションしてワイルド入りするのに併せて、 「基本」と「クラシック」セットもワイルド入りする予定なんだ――新たなるコアセットの登場のために!

コアセットの導入

「コア」セットは、スタンダードフォーマットにてこれまでの「基本」および「クラシック」セットに代わるもので、235種類のカードが含まれてるんだ。

今年のセットローテーションの後、スタンダードに含まれるのはフェニックス年のカードセット(「灰に舞う降魔の狩人」、「魔法学院スクロマンス」、「ダークムーン・フェアへの招待状」、「ダークムーン・レース アップデート」)、次の拡張版、そして新しいコアセットとなるからな!

コアセットはすべてのプレイヤーに無料で提供 され、スタンダードにおいて「基本」および「クラシック」と置き換わるぞ。この235種類の厳選されたカードのセットは、あらゆるタイプのプレイヤーに最新の入門カードのコレクションを提供すること、また新規プレイヤーが「ハースストーン」をより気楽に始められるようにすることを意図したものなんだ。コアセットのカードは、一部が以前のセットからの再録カード、一部が人気カードのリニューアル版、そして31種類が完全新規のカードだ!

コアセットの内訳(3/23更新):

  • クラシックからの再録カード88種類(クラスカード54種類、中立カード34種類)。
  • 基本からの再録カード52種類(クラスカード41種類、中立カード11種類)。
  • ワイルドからの再録カード55種類(クラスカード36種類、中立カード19種類)。
  • 「灰に舞う降魔の狩人」からの再録カード4種類(デーモンハンタークラスカード4種類)。
  • 「新参デーモンハンター」からの再録カード4種類。
  • 栄誉の殿堂からの再録カード1種類(「影なる姿」)。
  • 新規カード31種類(クラスカード20種類、中立カード11種類)。

コアセットのカードは基本セットと同様、各クラスのレベルアップに応じて開放させていくぞ。コアセットの全てのクラスカードは各クラスのレベル1~10の間で報酬として得られ、コアセットの中立カードは、全クラスのレベルの合計に基づいて開放されるんだ(合計レベル60で全て開放)。コアセットのカードのゴールデンバージョンは、各クラスで勝利に関連する実績を達成することで開放できるからな。

ローテーション後にログインすると、あんたの各クラスのレベルに応じて、新しいコアセットのカードが自動的に付与されるぞ!*

これまでの基本とクラシックの仕組みとは異なり、コアセットは毎年更新される予定だ。各ハースストーン年度の終わりに、新カードと既存カードで構成された新しいコアセットが、前年のコアセットを刷新することになる。その際ローテーションするコアセットのカードは、自動的にあんたのコレクションで新カードと入れ替わるからな。

*コアセットのカードはセットのローテーション時に自動的にあんたのコレクションに登場する。この際、ゲーム内のポップアップなどは特に表示されないからな。

レガシーセットの導入

基本およびクラシックのカードは、「レガシー」という名前のカードセットとなってワイルドに仲間入りするぞ。

コアセットがローテーションに加わる時、「栄誉の殿堂」はその役目を終えるんだ。基本およびクラシックセットのカードは 「レガシー」という名でワイルド入りするわけだが、栄誉の殿堂に収められたカードのほとんどはここに含まれてる。いくつかの例外はある:「ゲン・グレイメイン」、「月を食らうものバク」、そして他に「妖の森ウィッチウッド」から栄誉の殿堂入りしたカード群は「妖の森ウィッチウッド」に帰ることとなり、「影なる姿」はコアセットのカードとしてスタンダードに復帰するんだ!

クラシックセットがワイルドのレガシーセットに加わることに伴い、クラシックの全カードとそのゴールデンバージョンは、作成と還元が可能になるぞ。基本カードおよびそのゴールデンバージョンは、ローテーション実施時、ワイルドを開放済みの全プレイヤーに無料で付与される。また、「新参デーモンハンター」のノーマルバージョンのカードも同様だ。(「新参デーモンハンター」のゴールデンバージョンは、今後も作成と還元が可能なままだからな)

クラシックフォーマットの導入

「ハースストーン」が2014年にリリースされた当時と全く同じ240種類のカードを使って、デッキを作成して対戦しよう!

セットのローテーションと次の拡張版に併せて、 クラシックフォーマットがリリースされるぞ!クラシックフォーマットでは、プレイヤーは2014年の「ハースストーン」リリース当時と全く同じ240種類のカードを使って、デッキを作成して対戦できるんだ!

次の拡張のパッチ後(つまり、新拡張版より先に体験できるんだ)にログインすると、あんたの基本、クラシック、そして関連する殿堂入りカードの全コレクションがミラーリングされ、「クラシックフォーマット」でのデッキ構築に利用できるようになるぞ。しかもそれらのカードは2014年6月のパッチ1.0.0.5832当時の状態になり、それ以後に適用されたバランス調整は全て巻き戻される。その通り!クラシックフォーマットにおいては、「ウォーソングの武将」はミニオンに突撃を付与するし、「聖なる一撃」で顔を殴れるし、「リロイ・ジェンキンス」は4マナだ!あんたが古き良き「ハースストーン」をもう一度体験したいなら、クラシックこそあんたの向かうべき場所だ!

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今後は、ワイルドフォーマットを開放することで、同時にクラシックフォーマットへのアクセスも可能になる。クラシックには、スタンダードおよびワイルドフォーマットと同様の報酬システム、ランクシステム、シーズンがあり、また独立したマッチメイキングプールを持つんだ。初日からクラシックフォーマットで友達に挑戦することもできるし、クラシックフォーマットでプレイした対戦も、関連する実績にカウントされるからな。

クラシックフォーマットのカードはコレクションブックの中で独自のセクションに表示される。デッキ選択ページでは、クラシックフォーマットのデッキは、スタンダードやワイルドのデッキと見分けがつく様、独自のボーダー付きで表示されるんだ。ちなみにデッキ選択ページと言えば、クラシックのリリースと同時に、「ハースストーン」のデッキスロットの総数は18個→27個に増えるからな!

クラシックパックは今後、あんたのクラシックフォーマット用のカード、そしてワイルドのレガシーセットのカードコレクションを、同時に充実させるものになるんだ。もしあんたのコレクションに「ナイフ・ジャグラー」がある場合、あんたは2つのバージョンを同時に持つこととなる――1つはワイルドで使える攻撃力2・体力2のバージョンで、もう1つはクラシックフォーマットで使える2014年バージョン(攻撃力3・体力2)だ。

「ハースストーン」のリリース以後に新たにクラシックセットに追加されたカードは、クラシックフォーマットでは使用できず、またクラシックパックからも出現しないが、ワイルドのレガシーセットの一部として、作成することは可能になる。該当するのは以下のカードだ。

  • [[アイシクル]]
  • [[知性の書]]
  • [[虚無の呼び声]]
  • [[失敬]]
  • [[シージブレイカー]]
  • [[野生の贈り物]]
  • [[有徳]]
  • [[ブライトウィング]]
  • [[大審問官ホワイトメイン]]
  • [[荒野の口取り]]
  • [[SI:7潜入工作員]]
  • [[魔力喰らい]]
  • [[クルティラスの従軍司祭]]
  • [[スカーレット・サブジュゲーター]]
  • [[密言・崩]]
  • [[ナタリー・セリーン]]

最後に、クラシックパックのカードがスタンダードでは使えなくなるため、各種報酬(酒場の喧嘩や実績など)のクラシックパックは、別の最近のカードパックに置き換えられるからな。

よくある質問と回答

  • コアセットはスタンダードでだけしか使えないの?
    • そんなことはない。コアセットはワイルドでも使用可能だ。
  • コアセットは有料?
    • そんなことはない。コアセットは無料だ。 あるクラスでレベル10に達すれば、コアセットのそのクラスのカードは全て永久に開放される。そして全クラスの合計レベルが60になれば、コアセットの中立カード全てが永久に開放されるんだ!コアセットのカードがローテーションされる時には、あんたのコレクションの該当カードは自動的に新しいカードと入れ替わるからな。
  • これに関して、魔素の払い戻しはある?
    • 今回はない。基本とクラシックがワイルドにローテーションするのは、過去に他のカードセットをワイルド入りさせたやり方と変わらない。だが、新しいコアセットを無料で提供するぞ。そして今回はスタンダードでもワイルドでも、カードはナーフしないからな。
  • 既に全クラスをレベル10以上にしてるけど、セットのローテーションと同時にコアセットを全部もらえる?
    • その通り。あんたはセットのローテーションと同時に、コアセットのカード全部を開放できる。コアセットのカードは、クラスレベルに基づいて(かなり簡単に)開放できるんだ。あんたがオリジナル版のカードを所有してるかしてないかにかかわらず。ただし、コアセットのカードを開放しても、そのカードのオリジナル版の所有権も手に入るわけじゃないからな。コアセットのカードを使えるのは、今年度いっぱいだ。来年には、コアセットを構成するカードの種類は一新されるからな。
  • 闘技場でも、コアセットは基本&クラシックに置き換わるの?
    • その通り、次の拡張版のリリースと同時に行われる次の闘技場ローテーションで、コアセットが基本&クラシックに置き換わるぞ。
  • 「妖の森ウィッチウッド」カードパックから、「ゲン・グレイメイン」、「月を食らうものバク」、その他殿堂入りしたウィッチウッドのカードが入手できるようになる?
    • その通り。フォーマットの変更が実施された後は、「妖の森ウィッチウッド」パックから、以前殿堂入りしていたウィッチウッドのミニオン達が出るようになるぞ。
  • 「影なる姿」はどう扱われるの?
    • 「影なる姿」はコアセットの一部としてスタンダードに戻ってくるが、レガシーセットの一部としてワイルドでも使用可能になり、クラシックフォーマットでも使用可能になるぞ。
  • 新しいスタンダードで、クラシックパックはどういう扱いになる?
    • クラシックパックにはこれまで同様クラシックカードが入っているが、それらはクラシックフォーマットと、ワイルドで使用できる(レガシーセットの一部であるため)。コアセットに含まれないクラシックカードは、スタンダードでは使用できなくなるぞ。クラシックパックを報酬としていた各種のクエストや実績などについては、報酬をスタンダードでも使えるものに置き換える予定だ。
  • ある1枚のカードについて、そのクラシックフォーマットバージョンは還元しつつ、ワイルド(レガシーセット)バージョンは残す、またはその逆は可能?
    • それは無理だ。それらのカードは、各バージョンを個別に入手したり、還元することはできない。カードの数値やテキスト、あるいは効果が違っていても、2つのバージョンは事実上1枚のカードが、見せ方を変えているに過ぎないからだ。
  • クラシックフォーマットやレガシーのカードは還元できる?
    • できる。クラシックフォーマット/レガシーのカードは還元可能だ。だが上の回答にもあるように、1枚のカードのクラシックフォーマットとレガシーの各バージョンは、別々のカードとは扱われない。もし「リロイ・ジェンキンス」を還元した場合、リロイはクラシックフォーマットのコレクションからも、レガシーからもおさらばすることになるからな。
  • デーモンハンターはクラシックフォーマットにも存在できるの?
    • できない。2014年の「ハースストーン」にはデーモンハンターはいなかったので、クラシックフォーマットにも登場することはない。
  • クラシックフォーマットのカードは、何もかも2014年当時のそのままなの?
    • それらのカードに適用されたバランス調整は全て巻き戻されるが、見た目の変更はそのままだ。例えば「フェルストーカー」が巻き戻されて「サキュバス」になることはない。それと、殿堂入りしていた基本カードは全て、クラシックフォーマットではレア度=コモンになるからな。
  • クラシックフォーマットは将来的に変化(拡張版が追加されるなど)する予定はある?
    • この点については今のところ言えることは何もないが、クラシックフォーマットに対するプレイヤーのみんなからのフィードバックは大歓迎だ!
  • なぜデッキスロットを27個に?数が半端じゃない?
    • お馴染みのデッキ選択UIはそのままに、9スロットのページを1枚追加した結果、こうなったんだ。
  • 「偉大なるゼフリス」が提示するカードのプールは変更される?
    • されない。「偉大なるゼフリス」は「突撃!探検同盟」と共にワイルドにローテーションして、今後レガシーセットに含まれる基本およびクラシックカードから、現在と同じプールに含まれるカードを提示するぞ。
  • ウィズバンはどうなるの?
    • ウィズバンは「博士のメカメカ大作戦」セットの一部のまま、今後も大型アップデートが実装される度にアップデートされ続けるぞ。
  • 「コアセット」と「クラシックフォーマット」がリリースされるのはいつ?
    • 現時点では日時を発表できないが、クラシックフォーマットは次の拡張版用のパッチが実装され次第リリースされ、コアセットは次の拡張版用のコンテンツが解禁され、セットローテーションを実施し次第リリースされる予定だ。
  • PlayHearthstone.comには、コアセットとクラシックフォーマットの全カードをそれぞれ見られるページが追加される?
    • もちろんだ!コアセットの全カードはBlizzConline終了から数日後に公開され、カードライブラリで先行してデッキ構築を試せるようになる。カードライブラリは、次の拡張版用パッチが適用されてクラシックフォーマットがリリースされた時に、その全カードを含むようにアップデートされる予定だ。

2月20日(日本時間)はBlizzConlineにチャンネルを合わせて、コアセットとクラシックフォーマットの詳細を確認しよう!いくつかのエキサイティングなニュースを発表した後で、革新的なコアセットのカードの一部を公開するからな!

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