アジア太平洋のハースストーン・グランドマスターズの紹介
ハースストーン・グランドマスターズが5月17日(太平洋夏時間)に開始されるのに先駆けて、最初の2シーズンで各地域の代表となる選手たちを紹介するぞ。以下の選手たちは、生涯獲得賞金やHCT 2018の獲得ポイント、各シーズンのポイントリーダーかどうか、「ハースストーン」コミュニティへの貢献などを考慮して選出されたんだ。
ではさっそく、アジア太平洋のハースストーン・グランドマスター達を紹介しよう。
Ng “Blitzchung” Wai Chung選手(香港) – 獲得ポイント上位者
2015年の春に「ハースストーン」を始めたBlitzchungは、学校から帰ってからの時間のほとんどを使ってレジェンドランクを目指していたんだ。そして2019年現在、彼がこの3年間でアジア太平洋のトップ100に入れなかったのは、たったの1回きり。BlitzchungはBlizzCon 2018の「ハースストーン・グローバルゲーム」のステージで香港チームの一員としてプレイしていて、また複数のHCTツアーストップでトップ8に入賞しているぞ。
Wu "BloodTrail" Zong-Chang選手(台湾) – 獲得ポイント上位者
苗栗県育ちのBloodtrailは生まれてからずっと台湾に住んでいて、「ハースストーン」を始めたのは高校生になってからだった。Bloodtrailの特記すべき戦績としては、2018年オールスター・インビテーショナル1位、アジア太平洋秋季プレイオフ1位、HCT秋季選手権3位などがあるぞ。
Kim “che0nsu” Cheon Su選手(韓国) – 獲得賞金上位者
Che0nsuは韓国の仁川のビーチ近くに住んでいて、風の強い日には海の匂いがするそうだ。2015年に「ハースストーン」を始め、ほんの1ヶ月後にはレジェンド2位に到達。そして彼は競技プレイヤーとしてのキャリアを始めたんだ。2016年HCT世界選手権では4位に入賞し、賞金$100,000 (USD)を獲得しているぞ。
Jang “Dawn” Hyun Jae選手(韓国) – 獲得賞金上位者
ワイルドカードとして出場したWCA 2015で優勝して名声を得た(そして賞金$100,000 (USD)を獲得した)Dawnは、グランドマスターとなってさらに注目されることを見越し、ライブ配信をより面白くしようとしているんだ。余暇にはビリヤードをしたり、カラオケをしたり、プラモデルの塗装をしているそうだ。
Cho "Flurry" Hyun Soo選手(韓国) – レジェンド上位
Flurryは韓国のプロゲーマー/ストリーマーで、幼少時から戦略ゲームや家庭用ゲーム機をプレイしているそうだ。Flurryは2017年のハースストーン・グローバルゲームでの4位入賞など、数多くの華々しい成績を残しているぞ。Flurryは2018年12月からeスポーツチームCloud9でプレイしており、チームメイトにはDawnがいるぞ。
Dylan "FroStee" O’Mallon選手(オーストラリア) – 獲得ポイント上位者
現在オーストラリアのアデレードに住んでいるFroStee(24歳)は、黒帯(三段)を持つマーシャルアーツのインストラクターだ。華々しい戦績には少々欠けているFroSteeにとって、グランドマスターの位は、長年の研鑽の集大成だ。
Kenta "glory" Sato選手(日本) – 獲得ポイント上位者
日本で生まれ育ったgloryは、2016年1月に、低予算メカメイジデッキで「ハースストーン」を始めたんだ。アジア太平洋夏季プレイオフで優勝するなど、いくつかの素晴らしい戦績を挙げているぞ。彼はアニメとマンガが好きなんだ。
Yashima “Alutemu” Nozomi選手(日本) – 獲得ポイント上位者
以前はMachampと名乗っていたAlutemuは生まれも育ちも日本。Alutemuは2015年に「ハースストーン」をカジュアルにプレイし始めた(主に闘技場)が、競技プレイを始めたのはほんの2年前だ。アジア太平洋のランク戦では、去年の半分以上を上位25位以内に入賞しており、またツアーストップやプレイオフでも数々の好成績を収めてるんだ。
Pathra “Pathra” Cadness選手(ニュージーランド) – レジェンド上位
Pathraはフィリピン生まれで、ディズニー大好き少女として育ち、それが高じてアニメーションの学位を取得する道へと進み、それからフルタイムの動画配信者になったんだ。WSOE2では3位、2017年BlizzConインビテーショナルでは優勝しており、また2017年と2018年両方のハースストーン・グローバルゲームで、ニュージーランド代表チームの一員として戦ったぞ。
Dasol “Ryvius” Sim選手(韓国) – 獲得ポイント上位者
Ryviusは2016年2月、入院中の退屈しのぎに「ハースストーン」を始めた。生来内向的な彼は、長年の友人たちとプロシーンでのハイレベルな「ハースストーン」を楽しみつつ、自分のパーソナルブランドを打ち建てるチャンスとして、グランドマスターを利用したいと望んでるんだ。Ryviusは韓国人選手で唯一の1スター・マスターであり、去年の様々な大型イベントで、数々の立派な戦績を残しているぞ。
Tsao “SamuelTsao” Tsu Lin選手(台湾) – 獲得賞金上位者
台湾で生まれ育ったSamuelTsaoが誇りとする戦績は、2017年HCT世界選手権で上位8位以内に入賞したことだ。2015年に大学のルームメイトから「ハースストーン」を紹介された彼は、すぐにアグロシャーマンでレジェンド入りを果たしたんだ。余暇にはバスケットボールをしたり、愛犬の黒柴と一緒にでかけたりしてるそうだ。
Liu “Shaxy” Wei-Chieh選手(台湾) – 獲得ポイント上位者
Shaxyは「ハースストーン」のリリース直後からプレイを始め、すぐにランク戦のスペシャリストになったんだ。たゆまず練習を続けるShaxyは腕を磨くためにかなりの時間をかけていて、そのことを自負しているが、夢の中でも「ハースストーン」をプレイしてることさえあるそうだ。
Euneil “Staz” Javiñas選手(フィリピン) – 獲得賞金上位者
Stazはフィリピン人で唯一のハースストーン・グランドマスターで、タガイタイ近郊在住だ。Stazは2014年にStarCraft IIをプレイしていて低速のインターネット環境にイラついてた時に、たまたま「ハースストーン」と巡り合ったんだ。それ以来、WESG 2016で優勝して賞金$150,000 (USD)を獲得したのを始め、複数の大会で上位に入賞しているぞ。
Kim "Surrender" Jung-soo選手(韓国) – 獲得ポイント上位者
韓国・ソウル出身のSurrenderは、「ハースストーン」の競技プレイをベータから続けている、シーンのベテランだ。Surrenderはアジアで最初にレジェンド入りしたプレイヤーで、大規模大会での数多くの優勝や上位入賞の実績があるんだ。競技に出場していない時は、なるべく毎日ライブ配信をしているぞ。
Chen "tom60229" Wei Lin選手(台湾 – 獲得賞金上位者
2014年、Tom60229はハースストーン世界選手権に出場したものの、一試合も勝利することなく敗退したんだ。その彼が2018年の出場で見事タイトルを勝ち取り、シーンで最も著名なプロ選手として返り咲いた逸話は、最高のカムバックストーリーとして長く語り継がれるだろう。
Tyler 'Tyler' Hoang Nguyen選手(ベトナム) – 獲得ポイント上位者
Tylerはオランダ育ちだが、去年両親と共にベトナムに移住した。アジア太平洋サーバーの獲得ポイント第1位であるTylerは最近ヨガと美容体操にハマっていて、また現在はフリーでデートのお相手を募集中だ。Tylerは秋季と冬季の両選手権の出場資格を獲得しており、また2017年と2018年両方のハースストーン・グローバルゲームで、オランダチームの一員として戦ったぞ。
グランドマスターズのシーズン2の終了後、各ディビジョンで最下位だったプレイヤーは、マスターズツアープログラムで最多賞金を獲得したプレイヤーと入れ替わりで、降格するリスクがあるからな。このリストの誰が、アジア太平洋の代表として年度末の決勝大会に進出するんだろうな?来週は、このplayhearthstone.com/esportsページで、ヨーロッパのグランドマスター達を紹介するからな!