ハースストーン

ヨーロッパのハースストーン・グランドマスターズの紹介

ヨーロッパのハースストーン・グランドマスターズの紹介

あと一ヵ月もすればハースストーン・グランドマスターズが始まる!今日は初開催の2つのシーズンでヨーロッパ代表として戦う16人の選手のうち15人を発表するぞ。16番目の参加枠は、4月25日から28日まで台北で開催される2019年のHCT世界選手権でヨーロッパ地域の最高順位を獲得した選手に与えられる。その選手がすでにリスト内に選ばれている場合は、同地域の次の順位の選手が招待される。

以下の選手たちは、生涯獲得賞金やHCT 2018の獲得ポイント、各シーズンのポイントリーダーかどうか、「ハースストーン」コミュニティへの貢献などを考慮して2019年のハースストーン・グランドマスターズに選出されたんだ。

それではヨーロッパのハースストーン・グランドマスターたちを紹介しよう。彼らのお気に入りのデッキ、カード、カード裏面デザインも一緒に掲載したぞ!

Casper "Hunterace" Notto選手 – 獲得ポイント上位者

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Hunteraceは今のところ世界最高の「ハースストーン」プレイヤーだと広く考えられている。彼は誰よりも多くのハースストーン・コンペティティブ・ポイントを獲得し、史上初の3スター・マスターになったんだ。そしてHunteraceはまだ18歳。このリーグの中で一番若いグランドマスターのひとりだ。

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Linh "Seiko" Nguyen選手 – 獲得ポイント上位者

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Seikoは現在ベルリンで数学を学んでいる。実際、4年ほど前に一緒に宿題をしていた同級生に紹介されたのがきっかけで、彼は「ハースストーン」をプレイし始めたんだ。その後、Seikoはハースストーン・コンペティティブ・ポイント獲得のために世界中を旅するようになった(もちろんポイントを獲得している)。ハースストーン・グローバルゲームにはドイツ代表として参戦したぞ。

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Chris "Fenomeno" Tsakopoulos選手 – 獲得ポイント上位者

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ギリシャ出身のFenomenoはマスターズツアー・ラスベガスを楽しみにしている。昨シーズンはHCTツアーストップにほぼノンストップで参戦していたにもかかわらず、ラスベガスを訪れるのはこれが初めてだそうだ。父親の所有する映画館ホールの上の階で育った彼は、映画とテレビが大好きで、暇な時にはたいてい実家の映画館で過ごしていたんだそうだ。

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Jaromír "Jarla" Vyskočil選手 – 獲得ポイント上位者

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Jarlaは長考型のプレイヤーで、コントロールデッキが好きだそうだ。普段から「ハースストーン」のプレイと試合観戦に毎日5時間かけているJarlaだが、かつてはポイント上位を目指して3つすべてのサーバーでプレイし、ひたすらポイント稼ぎに精を出していたとのことだ。Jarlaの一番の自慢は、チェコ共和国代表として参加した2017年のハースストーン・グローバルゲームで優勝したことだそうだ。

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Kevin "Casie" Eberlein選手 – 獲得ポイント上位者

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2016年のHCTヨーロッパ春季選手権でトップ4に入って以来、Casieはヨーロッパの「ハースストーン」界ではお馴染みの存在だ。彼もハースストーン・コンペティティブ・ポイント獲得のために世界中を巡り、その過程で好成績を残してきた。Casieは「スプーナー」という名前のかわいらしいフレンチ・ブルドッグを飼っている。

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George "BoarControl" Webb選手 – 獲得ポイント上位者

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イギリス代表のBoarControlはプレッシャーの中で素早い判断が求められる複雑なデッキが好みだ。BoarControlはクローズドベータの頃から「ハースストーン」をプレイしており、HCTツアーストップやその他の大会で好成績を収めたことで、同じ地域の他のポイント獲得上位者を抑えての選出となった。ネコ2匹とイヌ1匹を飼っているぞ。名前は「ビリー」と「ベッシー」に「リヴィ」だ。

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Elias "Bozzzton" Sibelius選手 – 獲得ポイント上位者

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Bozzztonは幼い頃から農場で生活していた。現在はヤギ2匹、ブタ2匹、めんどり数羽、ネコ8匹を飼っていて、その中の「ボストン(Boston)」という特別なネコの名前がBozzztonのハンドル名の由来なんだ。Bozzztonは競技的「ハースストーン」に励んで大量のポイントを獲得しているが、今後は大会でもきっと上位に入れるはずだと自信を持っている。

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Joffrey "Swidz" Cunat選手 – 獲得ポイント上位者

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Swidzは15歳までパリに住んでいて、「ゴブリンvsノーム」拡張版まで「ハースストーン」をプレイしたことがなかった。このリスト内の大半のプレイヤーとは違って、Swidzは毎日決まった練習計画は立てない。その代わり、数日おきに12時間の猛特訓を行い、大きな大会の前にはさらに長い時間をかけて特訓する。一番の自慢はプロチーム順位でSeikoとMonsantoと一緒に1位を獲得したことだ。

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Thijs "Thijs" Molendijk選手 – 獲得賞金上位者

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Thijsは「ハースストーン」界の人気ストリーマーで、歴代の生涯獲得賞金上位に入るプレイヤーだ。「ハースストーン」のおかげで昨年の9月には家を購入し、最近では上海の大会でAston Martin DB11をゲットしたんだ。お茶好きでもある。

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Pavel "Pavel" Beltukov選手 – 獲得賞金上位者

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Pavelは2016年のBlizzConで、HCT世界選手権のトロフィーを母国ロシアに持ち帰った。彼はハースストーン・グランドマスターズでヨーロッパの選手たちと対戦するのを楽しみしていて、年末に開催されるグローバル・ファイナルへの出場にも自信を見せている。余暇には水泳を楽しんでいる。

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Jon "Orange" Westberg選手 – 獲得賞金上位者

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Orangeは「ハースストーン」のプロシーンで最高の成績を残しているプレイヤーの一人で、IEM Katowice 2015やDreamHackでの複数回の優勝など、大型大会で何度も勝利している。大会に向けて効率よく準備とテストを行うことにかけては彼は大きな自信を持っている。

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Aleksandr "Kolento" Malsh選手 – 獲得賞金上位者

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Kolentoは「ハースストーン」界のベテラン選手で、2014年からCloud9のメンバーとして大会に参加していて、常にレジェンド上位にランクインしている。ゲームをプレイしていないときは、アニメを観たり、卓球したり、ゴーカートに乗ったり、友達とカラオケを楽しんでいる。

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Raphael "BunnyHoppor" Peltzer選手 – 獲得賞金上位者

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化学組成の分野で無事に博士号を取得したBunnyhopporは、いよいよ「ハースストーン」で最大ダメージを叩き出す研究に専念するつもりだ!とはいえ、2018年のHCT夏季選手権で優勝し、HCT冬季でも決勝に出場していたので、昨年の時点でも既に素晴らしい「ハースストーン」年度を送っていたと言える。子供の頃はコメディアンか政治風刺作家になりたいと思っていたんだそうだ。

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Vladislav "SilverName" Sinotov選手 – レジェンド1位

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SilverNameはロシアの優れた「ハースストーン」プレイヤーで、過去の最高成績はWorld Cyber Arena 2016での優勝だ。「ハースストーン」をプレイする前はプロのギタリストだったが、今は健康上の理由から(一時的に!)ギターを断念している。SilverNameはロシアを代表して戦うことに誇りを持っている。

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Radu "Rdu" Dima選手 – レジェンド2位

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Rduは「ハースストーン」の長年のストリーマーであり競技者だ。DreamHackで2回優勝し、ThijsとLifecoachともにATLCでも勝利しており、一時期ヨーロッパで最高ポイント保持者だったこともある。ほぼ毎日配信をしていて、そうでないときはジムに行ったり、友達と一緒に過ごしている。

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2019年のハースストーン・グランドマスターズ・シーズン2の終了後、各ディビジョンで最下位だったプレイヤーは、マスターズツアープログラムで最多賞金を獲得したプレイヤーと入れ替わりで、降格するリスクがあるからな。このリストの誰が、ヨーロッパの代表として年度末の決勝大会に進出するんだろうな?来週は、このplayhearthstone.com/esportsページで、南北アメリカのハースストーン・グランドマスター達を紹介するからな!

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