ハースストーン

世界選手権を観よう!

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2017年のHCT世界選手権がいよいよ始まるぞ。マンモス年の集大成、2017年ハースストーン選手権ツアーの最後を飾る世界選手権まであと少しだ。昨年、各シーズン選手権で上位に入った16人のプレイヤーが、ハースストーン競技で最大の栄光を手にするためにアムステルダムの会場に集結するぞ。

大会の詳細、賞金、キャスターなどについては以下を読んでくれ!チャンピオンを選ぶ手助けになるように、ここに便利なデッキリストのプレビューを用意したから使ってくれ。

チャンピオンは誰だ!

HCT世界選手権で戦うお気に入りのプレイヤーを応援しよう!16人の選手のうち1人を応援すれば、その選手の戦績に応じてカードパックをいくつかもらえるぞ。

一年の集大成となる栄冠を手にするチャンスを懸けて、以下のチャンピオンたちが世界中から集まったぞ。下のボタンをクリックして各グループの対戦組み合わせを確認しよう。

組み合わせ

Jason "JasonZhou" Zhou中国のトッププレイヤーの一人であり、2017年のSuper Premier Springと2016年のSuper Premier Summerトーナメントで優勝した経歴の持ち主です。2016年のハースストーン世界選手権ではベスト4入りを果たし、最近では2017年春季選手権にも出場しました。中国からは二人のホープが出場しますが、彼はそのうちの一人です。

今回最終選抜選手としてHCT世界選手権への出場権を獲得したことにより、21歳の彼が世界規模の選手権で祖国の代表になるのは、これで4回目になります。Zheng "OmegaZero" Linはずっとカードゲームに興味を持っていて、数々のローカルイベントに参加し、出場に必要なポイントを獲得しました。

Aleksei "ShtanUdachi" BarsukovはHCT冬季選手権において、無敗で優勝の座に輝いたロシアのプレイヤーです。ただし、タイトルを持ち帰るのは決して簡単な道のりではなく、7回戦までもつれ込んだ対戦が2回もありました。ShtanUdachiはハースストーンの競技シーンにおいて多大な経験と才能を兼ね備えた、クリエイティブな選手であると言えるでしょう。相手と直接対面して対戦するイベントはHCT冬季選手権が初めてでしたが、そういった状況で無敗優勝を成し遂げた彼には改めて驚かされます。

Frederik "Hoej" Høj Nielsenは2017年のHCT春季選手権の優勝者で、大会全体で5勝1敗という驚くべき戦績を残しました。彼の実力については、そのキャリアが物語っています。2015年にはメジャートーナメントでの優勝が2回、そして数々の大会においてベスト8入りを果たしました。競技シーン以外では、飼っているオウムの「Pidgey」と一緒に配信しているのをよく見かけます。初期のプレイスタイルではミッドレンジのデッキを多く使用していましたが、クラーケン年には最も優れたレノロック使いの一人として、その名を知られるようになり、このマンモス年には、どんなラインナップでも使いこなしています。Hoejについてもっと詳しく知りたい方はこちらのプロフィール動画をご覧ください。

Cloud9所属のOleksandr "Kolento" Malshはこれまで6つのメジャートーナメントで優勝を勝ち取った、ハースストーン史上もっとも輝かしい経歴を持つプレイヤーです。2016年に一般の競技シーンから姿を消した彼ですが、中国のGold Seriesで優勝し、EUとNAの両地域でランク1レジェンドに到達した彼は、かつてないほどに強くなっています。ひとり黙々と練習し、絶え間なく進化を続けているのです。

2017年のヨーロッパプレイオフで2回連続してベスト4入りを果たしたYevhenii "Neirea" Shumilinは、メタに左右されない、スイスドロー形式に強い選手であると言えます。ベスト8入りの常連であるNeireaは大きな大会での優勝経験はまだありませんが、HCT世界選手権で念願の初優勝を遂げることになるかもしれません。

Jon "Orange" Westburg'sの近年の成績はハースストーンの競技シーンを大いに盛り上げています。2017年はOrangeの年でした。WESGを2位で終えたのを皮切りに、DreamHack Summerで優勝し、夏季選手権への出場を決めました。Allianceに所属する彼はベータ時代からハースストーンをプレイしており、競技シーンの第一線で活躍するプレイヤーとして今もプレイを続けています。髪型もとってもナイスですよね。

Thomas "Sintolol" Zimmerはドイツのバート・フィルベル出身の、フルタイムのハースストーンプレイヤーです。ヨーロッパでの獲得ポイント首位に挑み続け、最終選抜枠からHCT世界選手権への出場を決めました。ランク戦とオープンカップを猛烈な回数プレイすることで有名で、ピザ・マルゲリータと大盛りサラダが大好物です。

幼少期からのゲーマーであるChen "tom60229" Wei-Linは、中学一年生の頃からカードゲームをプレイしています。また、ハースストーンを始める前から、Warcraft IIIとWorld of Warcraftにも没頭していました。彼は台湾のトッププレイヤーの一人であり、選手権への出場や大会での勝利の経験も豊富で、カードゲームマスターを自称しています。HCT夏季選手権では惜しくもPurpleに敗北し、HCT世界選手権への出場権をつかめませんでしたが、今回こうして世界選手権の出場権という形で、救済を得ることができました。

HCT夏季選手権の優勝者であるKim "Surrender" Jung Sooは世界選手権の会場でPlanet OddのチームメイトであるHoejと鉢合わせることになります。彼はハースストーンをプレイすることで、他では得られないような様々な経験をしてきました。大会に出場するために10回も海外に渡り、様々な文化に触れて、獲得した賞金で母親に車を購入することもできましたーーまだ20歳の若さでです!Surrenderについてもっと詳しく知りたい方はこちらのプロフィール動画をご覧ください。

HCT冬季選手権は、台湾のSamuel "SamuelTsao" Tsaoにとって試練の道のりでした。決勝トーナメント進出を勝ち取るのに大いに苦戦し、3つの試合は全て7戦目までもつれ込み、合計21戦することになりました。決勝トーナメントの結果も、世界選手権への出場を勝ち取るまでには至りませんでした。それでも、試合中に見せる冷静さと積極的なプレイは多くの人々を惹きつけます。

Frank "Fr0zen" Zhangは北アメリカにおいて最も将来有望なプレイヤーであると言われています。2017年のHCT冬季選手権と2016年のDreamHack Summerでは2位を獲得しました。Fr0zenがハースストーンに本格的にプレイし始めたのはプロ選手の配信を見たのがきっかけで、今では彼自身がその輝かしい舞台でプレイしています。ハースストーンのプレイ歴は初期ベータ時代までさかのぼります。

Julien "DocPwn" Bachand-Fleurentは競技シーンにおいてはあまり名が知られない中で、急激な躍進を遂げたプレイヤーです。HCT冬季選手権で世界チャンピオンのPavelを打ち破った試合は非常に盛り上がりました。ハースストーンを副業としてプレイするDocPwnが勝利するとは、誰も予想していなかったのです。現在彼は社会福祉関係の仕事をしており、地域コミュニティの若い世代にサポートを提供しています。最高峰と言える世界選手権への出場を決めた今でも、ハースストーンを専業にするかどうかはわからないと語っています。HCT世界選手権で、もしかすると何か変わるかもしれません。DocPwnについてもっと詳しく知りたい方はこちらのプロフィール動画をご覧ください。

Anthony "Ant" Trevinoは2014年の競技ハースストーンの発足当時からのプレイヤーです。2014年の南北アメリカ選手権に参加し、ベスト16入りしました。今年の春季プレイオフ以前のHCT関連の戦績は、2016年にDreamHack Austinでの同率5位-8位があるのみです。1試合1試合確実に勝利を重ねていく、常にポジティブで揺るぎない姿勢を持ち合わせた彼は、瞬く間に地元アメリカで人気を博すようになりました。Antについて詳しく知りたい方はこちらの動画で、彼のHCT世界選手権への道のりをご覧ください。

競技者として多くの実績をあげているにもかかわらず、Ryan "Purple" Murphy-Rootは自分のことをプロゲーマーだとは思っていません。彼は10代の頃にStarCraft: Brood Warをプレイし始め、その後はハースストーンをプレイするまで10年間ゲームをプレイしてきませんでした。Purpleがハースストーンをプレイする最大の動機は、自身のTwitchコミュニティでした。最大のファンは自分のガールフレンドだそうですが。ふたりが出会ったのは、彼が初めて出場を決めた2015年のBlizzConでのこと。今ではトーナメントに参加する準備を彼女が手伝っています。

Muzahidul "Muzzy" Islam は上海で開催されたHCT春季選手権に出場しましたが、その時の挑戦はNeireaに敗北して終わってしまいました。Muzzyはペンシルベニア州在住のゲームとシミュレーション開発について学ぶ学生で、ハースストーンのプロのサーキットでは最も賢く、最も頼りになる選手の一人であると評価されています。北アメリカ地域における獲得ポイント1位の座を持つ彼の実力は折り紙付きです。謙虚で集中力があり、賞金を見据えるMuzzyは、DreamHackで勝利を重ねてポイントを稼ぎ、HCT世界選手権への出場権を勝ち取りました。

この下にあるボタンをクリックすれば、あんたが応援するチャンピオンを選べるぞ。よ~く考えるんだ。一度チャンピオンを選んだら、もう他の選手には変えられないからな!

今すぐ選ぶ

参加するだけでも、「コボルトと秘宝の迷宮&」カードパックを1個もらえるぞ。さらに、あんたのチャンピオンが5戦3本先取の対戦に勝利する度に、カードパックを追加で1個ずつもらえるからな。あんたの選んだチャンピオンが決勝に進出した場合、合計で最大6パック(参加することでもらえるパックを含む)を獲得できるわけだ。報酬のカードパックは全て、世界選手権の次の週に、ゲーム内であんたに届けられるぞ。投票できるのは2018年1月17日 午後4:59(日本時間)までだからな。

実況・解説

HCT世界選手権の実況デスクに戻ってくるのは以下のキャスターたちだ。

  • Brian Kibler と Dan "Frodan" Chou
  • Simon "Sottle" Welch と Alexander "Raven" Baguley
  • TJ Sanders と Nathan "Admirable" Zamora

大会形式

世界選手権では、デュアルトーナメントによるグループステージの後、上位8名によるシングルイリミネーションのプレイオフトーナメントを行うぞ。プレイオフトーナメントに進出できるのは各グループの上位2名の選手のみだ。

各グループに参加するのは冬春夏のシーズン選手権と最終選抜から1人ずつ、合計4人の選手たちだ。各選手のシーズン選手権での成績とハースストーン・コンペティティブ・ポイントに応じてシード順が決定される。各試合は、5戦3本先取、1クラス禁止のコンクエスト形式で行われる。つまり全選手がデッキを4つ用意する必要があるんだ。

スケジュール

HCT世界選手権は、1月18日(木)~1月21日(日)に開催されるぞ。(*現地時間)以下が世界選手権のスケジュールだ。

  • 1月18日 午前8:30(中央ヨーロッパ時間)/1月18日 午後4:30(日本標準時) – グループステージ
  • 1月19日 午前8:30(中央ヨーロッパ時間)/1月19日 午後4:30(日本標準時) – グループステージ
  • 1月20日 午前8:30(中央ヨーロッパ時間)/1月20日 午後4:30(日本標準時) – イリミネーションステージ
  • 1月21日 午後4:00(中央ヨーロッパ時間)/1月22日 午前0:00(日本標準時) – 決勝

賞金

世界選手権の賞金総額は$1,000,000 (USD)で配分は以下のとおりだ。

順位 賞金 (USD)
1位 $250,000 
2位 $150,000 
3位と4位 $100,000
5位から8位 $50,000
9位から16位  $25,000
合計 $1,000,000

ライブ中継を観る

マンモス年を締めくくる、スター揃いの最終決戦を見逃さないでくれよ!HCT世界選手権はハースストーン公式Twitchチャンネルでライブ中継するぞ。

それまでの間、公式Twitterをフォローしたり、#HCTAmsterdam ハッシュタグを使ってコミュニティを盛り上げよう。HCT世界選手権のその他のエキサイティングなアクティビティも見つかるぞ! 

1月17日修正: 「チャンピオンは誰だ」の投票終了時刻に誤りがあったため修正いたしました

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