BlizzCon 2026 eスポーツ最新情報:Classic Cupの出場選手を公開!
アナハイム・コンベンションセンターで開催されるBlizzCon 2026では、週末まるごとeスポーツが目白押し。その中でも特に注目度の高い対戦カードをいくつかご紹介します。
また、BlizzCon 2026の全eスポーツプログラムが3月に発表され、オーバーウォッチ ワールドカップ®、ハースストーン マスターズツアー、World of Warcraft Arena World Championship(AWC)、Mythic Dungeon International(MDI)、Blizzard Classic Cupが実施されることが明かされています。今回はClassic Cupのレガシーマッチに参戦する選手や、世界各国から集う最強の選手たちが出場をかけて戦うその他の競技についても詳細をお届けします。
Blizzard Classic Cup:レガシーマッチ出場選手
Blizzard Classic Cupは、Blizzardのeスポーツシーンを彩ってきたライバル対決や個性的な選手たち、そして忘れられない名場面を、タイトルの垣根を越えて称える祭典です。BlizzConの両日にわたり、錚々たる選手たちがClassic CupのキャプテンであるNick “Tasteless” PlottとDan “Artosis” Stemkoskiのもとに再集結し、プライド、名声、そして優勝トロフィーを賭けて熱い戦いを繰り広げます。
Classic Cupでは各タイトルごとに一連のレガシーマッチを行い、Blizzardの競技シーンの歴史に名を刻む緊迫のライバル対決を再び蘇らせます。
StarCraft: Remastered レガシーマッチ:BoxeR vs. Nal_rA
StarCraft: Remasteredのレガシーマッチでは、Brood Warの歴史に名を残す二人、BoxeRとNal_rAが相対します。
2003年から2007年にかけて、BoxeRとNal_rAはPremierにて11回対決し、Nal_rAがそのうち8勝を収めました。両者の対決の中でも特に大きな印象を与えたのが2003 Stout MSLでの一戦であり、Nal_rAはこの大会で優勝を勝ち取ったことで、StarCraftにおけるトッププレイヤーの仲間入りを果たしました。その後両選手は、2012年の韓国eスポーツ殿堂入り選手として表彰されました。
BoxeRは史上最も影響力のあるeスポーツ選手の一人として広く認められており、Starleague、World Cyber Games、KPGA Tourの王者として2001年11月から2003年3月までランキング1位を保持。2024年には特別功労賞を受賞しています。
Nal_rAは、StarCraft史上最も多くの受賞歴を持つ選手の一人であり、2003年と2004年の大半で世界1位のプロトスプレイヤーとして君臨。KPGA Tour、OGN、OSLでも次々と優勝を重ねました。
StarCraft II レガシーマッチ:IdrA vs. MC
IdrAとMCは初期のWings of Libertyにおいて、StarCraft IIの歴史の中でも特に熱いライバル関係にありました。両選手は複数の主要な大会で対戦し、互いに勝利をつかんできました。特にMLG Columbus 2011での対決は、印象に残っている方も多いのではないでしょうか。
IdrAは前作のBrood Warでも大きな活躍を見せた選手であり、StarCraft IIでは最も著名な欧米の競技者の一人となりました。Intel Extreme MastersとMajor League Gamingで優勝を収め、世界最高の“外国人選手”と評されることもありました。
MCは、Wings of Libertyの時代に最も多くの賞を獲得した選手の一人で、Global StarCraft League、HomeStory Cup、Intel Extreme Masters、BlizzardのWCS Premier Leagueで優勝を収めています。
Heroes of the Storm レガシーマッチ:Dignitas vs. Gen.G
本作が最後にBlizzConに登場した2018 Heroes of the Storm Global Championship ファイナルでは、Gen.GがDignitasを下しタイトルを獲得しました。そんな前回の戦いに敬意を表し、Heroes of the Storm®がBlizzConのステージに復活します。
Dignitasを代表するのは、以前BlizzConで競い合った次の5名。うち4名は、2018年のチームからのメンバーが出場します。
- Bakery
- Jaeben
- JayPL
- Wubby
- POILK
迎え撃つのは、韓国選手のオールスターが揃うGen.G。全員過去のBlizzCon出場者であり、Gen.Gの一員として優勝をもぎとったKyochaも参戦します。
- Kyocha
- merryday
- Sign
- Dami
- Frankle
Warcraft III レガシーマッチ:ToD vs. TeD
ToDとTeDはWarcraft IIIにおいて最高レベルの実績を持つ二人であり、2005年から2012年にかけてTier 1のタイトルを二人合わせて8回獲得してきました。そんな両選手が、1v1での華々しい戦歴を引っ提げてClassic Cupに臨みます。キャリアを通して実績を築き上げてきたToDに対し、4勝1敗1分という直接対決での戦績を持つTeD。ESWC 2008での準々決勝対決は特に注目を浴びました。
ToDはWarcraft IIIにおいて、Intel Extreme Masters、CPL World Tour、World Esports Games、International Esports Festival、Blizzard Worldwide Invitationalなどの数々の大会で王座を勝ち取ってきました。また、StarCraft IIにおいても実績のある選手かつキャスターとして活躍し、SC2 eスポーツの歴史に残る数々の名試合を実況しました。
TeDはMCGとWorld Cyber Gamesで1v1チャンピオンとしての実績を誇るだけでなく、Golden Championship Seriesにおいて数々のタイトルを獲得した2v2競技者としての活躍も見せてきました。
Classic Cupのさらなる詳細は近日公開
以上のレガシーマッチは、Blizzard Classic Cupのほんの一部に過ぎません。また、エンターテインメントマッチのさらなる詳細は来たる開催日までに公開されますので、どうぞお見逃しなく。BlizzConに先立ち、TastelessとArtosisが発表された選手たちをそれぞれのチームにドラフト指名し、Blizzard Classic Cupの対戦カードが決定されます。
オーバーウォッチ ワールドカップ
オーバーウォッチ ワールドカップでは上位16チームがグループステージに進出し、次なる大きな節目を迎えます。本フェーズでは、8月20日から23日にかけて韓国の釜山を舞台に、今年のオーバーウォッチ ワールドカップ初のオフライン対戦が行われます。各グループの上位2チーム(全体のベスト8)がBlizzCon 2026にて決勝戦に進出します。最新情報は公式SNSチャンネルでご確認ください。
全出場チームは、オーストラリア(AUS)、カナダ(CAN)、コロンビア(COL)、デンマーク(DEN)、フランス(FRA)、ドイツ(GER)、イギリス(GBR)、 日本(JPN)、メキシコ(MEX)、スペイン(ESP)、スウェーデン(SWE)、タイ(THA)、準優勝歴3回の中国(CHN)、2016、2017、2018年王者の韓国(KOR)、2019年王者のアメリカ(USA)、2023年王者のサウジアラビア(KSA)です。上位16チームにはそれぞれ限定デザインのオーバーウォッチ ワールドカップジャージが贈られます。オーバーウォッチ eスポーツ公式SNSチャンネルで、公開されるデザインや数量限定Dropsをチェックしましょう。
ハースストーン マスターズツアー
ハースストーン eスポーツにおけるBlizzCon進出を賭けた争いは盛り上がりを見せており、すでにWorld Championship進出を決める16枠のうち8枠が確定しています。そんな出場確定枠には、2024 World ChampionであるmlYanming、2021 Orgrimmarおよび2022 Ruins of Alterac ChampionであるGaby59、2021 Silvermoon ChampionであるJiuqianyu、2026 Winter ChampionであるKwanwoo、そして6月7日に締めくくられた春季選手権の勝者・Soyorinなど、名だたる選手たちが含まれています。
残る8枠を巡る争いとして現在最も注目を集めているのがSummer Seasonであり、7月31日から8月2日にかけてWorld Championshipに出場する3名がここで決定されます。果たして誰がBlizzConへの出場権を勝ち取るのか、ぜひその目で見届けましょう。もし見逃した試合があっても、VODを視聴して春季選手権の様子をチェックできます。
競技シーズン、マスターズツアー選手権、出場権獲得までの道のり、World Championshipの詳細を含む2026年のハースストーン eスポーツのプログラムの全容が気になる方は、ハースストーン eスポーツブログをご覧ください。ハースストーン eスポーツのDiscordサーバーに参加して、最新情報を手に入れましょう。
World of Warcraft Arena World ChampionshipおよびMythic Dungeon International
BlizzConへの道は、World of Warcraft eスポーツでも盛り上がりを見せています。Arena World ChampionshipとMythic Dungeon Internationalのシーズン1ファイナルが閉幕し、トップ6のAWCチームとトップ4のMDIチームがBlizzCon 2026への出場権を獲得しました。
BlizzConでは両プログラムが2026年のグランドファイナルを迎えます。出場チームは合計60万米ドルの賞金とWorld Championのタイトルを賭けて、シングルエリミネーション形式のトーナメントで白熱した争いを繰り広げます。
Arena World Championship グランドファイナル
ヨーロッパではEcho、StreamerzoneGG、Guild Beanの3チームがシーズンを席巻してきました。2019年のBlizzCon World ChampionであるWhaazzとRaikuを擁するEchoは、シーズンを通してトップを走り抜け、ヨーロッパの第1シードとして出場します。同チームに続くのが、2019年の準優勝者であるMaro、Zeepeye、Blizoを含むGuild Bean、そしてNext、Brunhity、Jaime、Pmakeといった新たなメンバー構成で臨むStreamerzoneGGです。
北米代表のGators Backはシーズンファイナルで優勝し、第1シードを獲得しました。2025年のディフェンディングチャンピオンである同チームは、BlizzConのベテランであるKubzyとWizkに加えて新星のKalvishとDazedを迎え、今年も向かうところ敵なしのように思われました。ところが、F TierがWelcome to the JungとDire Wolvesを破り北米最後の出場枠を確保するという、大会史上最大級の番狂わせを起こしたのです。この比較的新しい同チームは、Elemental Shaman・Feral Druid・Mistweaver Monkなど独特の構成でファイナルまで戦い抜いたことで、ファンの人気を獲得しました。
中国ではAWCへの復帰を賭けた激戦が巻き起こり、結果としてRogue・Mage・Paladin構成のOne Lun Travelが優勝。中国はこれまで予測不能な脅威としてBlizzConの決勝戦に登場してきました。今回は、One Lun Travelがヨーロッパやアメリカのチームに対してどのような戦いを見せるのかに注目です。
Mythic Dungeon International グランドファイナル
MDIは2026年に復活したスピードランによって原点回帰し、新たなスペックバラエティルールによって、予選を通して40種類すべてのスぺシャリゼーションが出揃うこととなりました。シーズンファイナルでは、2019年のBlizzCon王者であるGingiとMeeresを含めスター揃いの新構成で挑むMandatoryが順調な滑り出しを見せ、アッパーブラケットでTeam Liquidを下して最初のBlizzCon出場枠を確保しました。続いて出場を決めたのは、Kira、Ayije、Hearthjacks、Verb、Yarrgiを擁するMDI 2025のディフェンディングチャンピオン・Dignitasでした。
しかし、Team Liquidはロワーブラケットからの快進撃でグランドファイナルまで勝ち上がり、北米からの出場枠を確保。再戦でMandatoryを破りました。そしてそれを制したのが、週末を無敗で終えたDignitasでした。これらのチームに続いたのが元Limitのレイダー・Shunを擁する中国のBig Luckyであり、BlizzConの優勝候補・The Triple Threatを破ってトップ4入りを果たし、アナハイム進出への最後の1枠を埋めました。
シーズン1ファイナルの模様を公式VODで視聴し、2026年のWoW eスポーツプログラムの詳細をWorld of Warcraft eスポーツブログでチェックしましょう。
BlizzCon 2026に備えましょう
9月12日・13日にアナハイム・コンベンションセンターのBlizzConステージでどのような対決が繰り広げられるのか、私たちも今から待ちきれません。現地で参加することが難しい方は、ぜひ公式BlizzConライブ配信で伝説の戦いを見届けましょう。