Avowed:物語と新たな仲間
ここ数か月間、Obsidian Entertainmentのスタッフは興奮に包まれながら、大急ぎで仕事を進めてきました。1月にXboxの「Developer_Direct」でお披露目して以来、2024年のうちに「Avowed」をリリースするため、懸命に作業してきたのです。先日、本作初のストーリートレーラーを公開することができました。そこで、今回は本作のストーリー、舞台、主要キャラクターについてもっと詳しくお話しておきましょう。
「Avowed」の主人公である特使は、アードイル皇帝から直々に使命を託されます。冒険の始まりの地はパラディス。リビングランドの中心部とも言えるにぎやかな港町です。この港町は何世代にもわたって開拓者たちによって切り拓かれてきた土地であり、リビングランドには彼らの痕跡や、ときにはその血も残されています。さらに、ここはアードイルの勢力と現地民が衝突する地でもあります。アードイルの影響力が強まることをこころよく思っていない現地民もいるのです。
パラディスでは、ドリームスカージをめぐる噂やヒステリーも広まりつつあります。ドリームスカージは魂を蝕む謎の病であり、人間や動物だけでなく、大地にまで影響を及ぼしています。ドリームスカージの原因は誰にもわかっていませんが、その症状が恐るべきものであることは多くの人びとが知っています。まず、罹患者は意識が混濁し、方向感覚を失い、幻覚を見ます。症状が悪化すると、まったく予測できない異常行動をするようになり、まるで悪夢を見ながら歩きまわっているかのような状態になります。末期になると、狂暴な「ドリームスロール」へと変異し、身体はねじまがって菌類のようになり、心も魂も病に乗っ取られてしまいます。
p>最新のトレーラーでは、3つの声が語りかけてくることに気づかれた方もいるかもしれません。1つ目の声は皇帝。ドリームスカージを放置すれば、帝国にとって恐るべき脅威になると考えています。そのため、皇帝は、疫病の原因を突き止めて終止符を打とうと、未開の辺境地帯へ主人公を送り込みます。尋問官ロードウィンは、アードイルの過激な聖騎士団であるスチール・ガローテの指揮官です。リビングランドでは想像を超える邪悪な出来事が起きていると考えており、ドリームスカージを撲滅するだけではなく、島の反抗勢力を屈服させることも求めてきます。一方、仲間であるジアッタは、神秘的で大きな力が大地に働きかけていると考えており、その畏怖と混沌をすべて受け入れることを主人公に求めます。見知らぬ土地を旅するあなたは、これら3つの勢力すべてと関係を結び、ドリームスカージの原因を突き止め、リビングランドが狂気に陥ることを阻止しなければなりません。
旅の仲間として支えてくれるキャラクターは、ジアッタを含めて4人います。ジアッタは魂のエネルギーについて研究する有能かつ大胆不敵なアニマンサーですが、自身の研究に対して向けられる疑惑や怒りに耐えてきました。しかし、ジアッタも主人公と同じように、ドリームスカージの解決策を求めて必死に努力しています。リビングランドの現実離れした生態系を理解するのを手伝ってくれる、重要な仲間です。
ですが、立ち向かわなければならない相手はドリームスカージだけではないということを覚えておいてください。現地民とアードイルの間では緊張が高まっていますし、まるで島そのものが反抗しているように思えることもあるでしょう。
すべての選択肢が諸勢力間の運命の均衡を左右します。誰を味方とするか。誰を打ち倒すか。最後に誰がリビングランドを支配するかは、あなた次第です。