「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア II」のランクプレイ — 概要
これこそがランクプレイ
「コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア II」で世界一になる準備はできていますか?
TreyarchがInfinity Wardと共同で開発し、Call of Duty Leagueがサポートするランクプレイは、シーズン02の開幕と同時に正式に開始予定です。Treyarchは「コール オブ デューティ ヴァンガード」でランクプレイの基礎を作り上げたあと、プレイヤーに無駄のない本格的なオンライン対戦経験を提供しながら、最もこのシリーズを得意とするプレイヤーと最も熱心なプレイヤーにより多くの報酬を獲得してもらうために、このシステムを開発しました。
今回の一新により、「ランクシステム」が見直されたことで、マッチの勝利が報酬の面でもより重視されるようになったほか、ランクやスキル階級の表現方法と、スキルレーティング(SR)の新機能となる「免責」と「降格プロテクト」が導入されることになりました。
ランクプレイをご存じない方は、その内容を以下でご確認ください。
基本情報
ランクプレイは「モダン・ウォーフェア II」の4対4の公式マルチプレイヤーで、Call of Duty Leagueの、公式ルール、制限、マップ、モードを採用しています。詳細はこちらをご確認ください。Call of Duty Leagueのルールが更新された場合、それに応じてランクプレイのルールも変更されます。
ランクプレイはレベル16以上のプレイヤーが参加できますが、このモードでは武器やアタッチメントを含むすべてのアイテムが自動的に無制限で解除されるので、すべてのプレイヤーが同じ条件でプレイできます。
Call of Duty Leagueと同じように、各ランクプレイマッチは次のマップとモードで行われます。
ハードポイント
- アル・バグラ・フォートレス
- ブレーンベルフホテル
- エンバシー
- メルカド・ラス・アルマス
- ザルクワ・ハイドロエレクトリック
サーチ&デストロイSEARCH & DESTROY
- アル・バグラ・フォートレス
- ブレーンベルフホテル
- エル・アシーロ
- エンバシー
- メルカド・ラス・アルマス
コントロール
- アル・バグラ・フォートレス
- ブレーンベルフホテル
- エル・アシーロ
マッチに参加すると、スキルレーティング(SR)が付与され、以下の8つのスキル階級のどれかに振り分けられます。
ブロンズ – 0-899 SR
シルバー – 900-2,099 SR
ゴールド – 2,100-3,599 SR
プラチナ – 3,600-5,399 SR
ダイヤモンド – 5,400-7,499 SR
クリムゾン – 7,500-9,999 SR
レインボー – 10,000SR以上
トップ250 – 10,000 + SR(下記参照)
スキルレーティングは、主にプレイしたマッチの結果に基づいて決定されます。簡単に言えば、マッチに勝てばSRを獲得し、負ければSRを失います。個人のパフォーマンスとチーム全体のパフォーマンスが、各マッチのSRの増加量や減少量に影響します。スキル階級が高くなるとチームパフォーマンスがより重視され、勝利に貢献したあらゆるプレイ内容が適切に考慮されます。
レインボー未満の各スキル階級には、それぞれ昇格が必要な3つのティアが存在します。このティアは、各階級の精度を高め、プレイヤーに上達を実感してもらうためのものです。各スキル階級にサブカテゴリーを追加し、その階級のSRの範囲で3つに分割したものだと考えてください。
「ヴァンガード」のランクプレイシステムから戻ってきたのが、レインボーの上にあるトップ250スキル階級です。SRが10,000を超えているプレイヤーの中で上位250名は、誰もが見ることのできるトップ250のランキングに掲載されます。
今年は各シーズンの開始と同時にトップ250の枠が解放され、10,000 SRを超えて資格を獲得した最強プレイヤーたちから順番に、トップ250の枠が埋まっていくことになります。トップ250へのレースが始まります。シーズン02で最初に資格を手にするのは誰でしょうか?
また、今年のトップ250では、そこにランクインしたCDLプロを把握しやすくするために、所属するCDLチームと選手のプロフィールがランキングに表示されるようになりました。プロはシーズン02を1位で終えることができるのでしょうか?それとも、未来のリーグ選手が代わりにトップに立つのでしょうか?
「モダン・ウォーフェアII」のランクプレイでは、全員がブロンズランクからスタートします。つまり、プレースメントマッチなしでいきなり参戦できるので、ランクプレイの開始直後は、ランクプレイに参加しているあらゆるプレイヤーと対戦することができます。そうです。王様でも、ちっぽけな怪物でも、どこかで始めたから今があるのです。上手にプレイすることができれば、わずか数マッチで、用意されたスキル階級を駆け上がっていくことができます。ラダーとラダーポイントがなくなったことで全体的にシンプルになり、勝利してSRを獲得することだけに集中できるようになりました。
チーム編成については、一定のスキル階級の範囲内であれば、最大3人まで一緒にマッチに参加できますが、そのパーティー内で最も高いスキル階級に従って以下の制限を受けます。
ブロンズからプラチナまでのプレイヤーは、制限なくパーティーを組むことができます。
ダイヤモンドとクリムゾンのプレイヤーは、スキル階級差が2以内のプレイヤーとだけパーティーを組んだり対戦したりすることが可能です。
レインボーとトップ250のプレイヤーは、スキル階級差が1以内のプレイヤーとだけパーティーを組んだり対戦したりすることができます。
ランクプレイシーズンが終了すると、そのシーズン中に到達した最高スキル階級に応じて、獲得できる報酬と次のシーズンの開始階級が決定します。
ブロンズからクリムゾンまでのプレイヤーは、1つ下のスキル階級からスタートし(ブロンズだけはブロンズのティアIから開始)、最初の3マッチは「降格プロテクト」が有効になります(追加の新機能を参照)。
レインボーとトップ250は、数マッチの間「降格プロテクト」が有効なダイヤモンドのティアIスキル階級からスタートします。
ランクとシーズン勝利チャレンジ
ランクプレイマッチで勝利すると、ランクとシーズン勝利報酬にも勝利数としてカウントされます。
ランクは1から50まであり、ランクプレイを積み重ねると上がっていきます。ランクはマッチに勝利するだけで上がっていきます。ランクプレイで勝利するとスターを獲得できます。十分な数のスターを獲得すると、ランクが50になるまでランクが上昇していきます。5ランクごとにスキル階級の色に応じたシンボルが表示され、ランク11〜15ではウルフ、ランク31〜35では迫力のあるシルバーバック・ゴリラが姿を現します。ランクはスキル階級と異なり、ランクシーズンが変わっても維持されます。
また、各勝利はシーズン勝利チャレンジの対象としてカウントされ、ランクシーズンごとに新しい報酬を獲得できます。
つまり、スキル階級に関係なく報酬を獲得できる上に、数回の勝利でランクアップできます。
その他の追加要素
ランクプレイに挑戦している人にとって最も心の折れる瞬間は、マッチの最初や途中でチームメイトが抜けてしまうことです。プレイヤーの切断を防ぐことはできませんが、今回のランクプレイでは、そのような事態を回避するためのいくつかの新機能が実装されています。
まず、ランクプレイのマッチは、チーム人数が同数でない場合、開始されません。マッチ開始前にプレイヤーが切断またはプレイを終了した場合、残りのプレイヤーは全員ロビーに戻り、そのマッチはカウントされません。
そして次が、SRの「免責」機能です。プレイヤーがマッチの途中で切断したり終了したりした場合、そのプレイヤーのパーティー以外のチームメンバーは全員、SRを一切失いません。要するに、その4v4がチームメイトの退場によって3v4になっても、その不利な状況を乗り越えてマッチに勝てばSRを獲得できますが、人数が足りない状態で負けてもSRは減少しません。
これまでのランクプレイと同じように、放棄、切断、放置、味方への誤射を繰り返したプレイヤーはペナルティを受け、マッチに参加できなくなります。マナー違反を繰り返すプレイヤーには、より厳しい処分が下されます。「モダン・ウォーフェア II」では、度重なるマナー違反を見極めるためのシステムが一新されており、悪事を働くプレイヤーを罰する一方で、一貫して正しい姿勢でゲームに参加しているプレイヤーや、ペナルティや参加停止処分を受けた後に心を入れ替えたプレイヤーに厳しい処分が下されないよう配慮しています。
また、新機能として、スキル階級が上がったあと、即座に降格することを回避するための「降格プロテクト」機能が追加されました。上位のスキル階級に昇格したあと、新しい階級での最初の3マッチはSRを失いません。プロテクトマッチ後、降格に足りるSRを失った場合、そのあとに2連敗すると階級が下がります。「降格プロテクト」は各シーズンの最初の3マッチにも適用されます。
さらに、新機能として「連勝フレイム」も追加されました。72時間以内に3連勝以上を記録したプレイヤーには報酬が贈られ、プレイしているモードに関係なく、「モダン・ウォーフェア II」と「コール オブ デューティ ウォーゾーン2.0」のスキル階級とランクをアピールできる、ランクプレイのアイコンがソーシャルプロフィールに追加されます。
勝者と、最も貢献した者が、戦利品を手に入れる
トップ250にいる人でも、時々しかランクアップしない人でも、ランクプレイマッチで勝利することで得られるものはたくさんあります。そしてその成果を、「モダン・ウォーフェア II」のマルチプレイヤーだけでなく「ウォーゾーン2.0」でも披露できます。
まず、この最初のランクシーズンでは、5勝で獲得できるステッカーを始め、10勝で入手可能な、対戦プレイに最適なアタッチメントの付いたSMG設計図「Pro Issue」など、いくつかのシーズン勝利報酬が用意されてします。さらに勝利を重ねていくことで、チャーム、デカール、ロード画面のほか、最終的には100勝の報酬として、あらゆる武器に装着できる武器迷彩も獲得できます。
ランク報酬については、5ランクごとに新しいコーリングカードが手に入るほか、対戦に特化した装飾が追加されるなど、いくつかのキーアイテムが用意されています。
ランク5:CDLの男女オペレーター用スキンパック「ランクコンペティター」 の「ホーム」バージョンと「アウェイ」バージョンをそれぞれ1つずつ。
ランク15:最高レベルの競技シーンで使用されているものと同様のアタッチメントを搭載しているサイドアーム設計図「Pro Issue」。
ランク30:ランクプレイの勝利数を記録する新しいガンスクリーン。
ランク40:競技シーンで人気のサブ武器の1つであるコンバットナイフ設計図「Pro Issue」。
ランク50:スキル階級に関係なく、ランクプレイに挑戦し続けた証である、CDLの男女オペレーター用スキン「ランクベテラン」(ホームとアウェイバージョン) 。
スキル階級報酬は、そのシーズンの最終階級ではなく、シーズン中に到達した最高スキル階級が対象となります。
ブロンズランクとシルバーランクでは新しいエンブレムを、それ以外のスキル階級(トップ250を含む)では、新しい特別なオペレータースキン2種、動くエンブレム、武器チャームを獲得できます。上記以外のスキル階級報酬は、その次のシーズン以降により高い(または低い)階級でシーズンを終了すると獲得可能です。
また、レインボーとトップ250のメンバーには動くコーリングカードが贈られ、ランクプレイ1位のプレイヤーには、ランクプレイで獲得した究極の栄誉とも言える、世界に1つだけの特別な動くコーリングカードとエンブレムが贈呈されます。
上記の報酬はいずれもシーズン02から獲得できるようになるので、新しいボイスチャンネルをいくつか立ち上げて、ランクプレイのためにスクリムで腕を磨いておきましょう。今年はあなたが活躍する年になるはずです。
プロからのアドバイス
ゲームのプレイや経験から学ぶ以外に、ランクマッチを始めるに当たってどのような準備が必要でしょうか?
Atlanta FaZeが$200,000と65のCDLポイントを獲得したBoston Breach主催のMajor IIで、Call of Duty Leagueのプロプレイヤーに、ゲームの対戦モードをマスターするためのアドバイスを聞きました。
2020年のCall of Duty Leagueのオールスターであり、スコットランドを代表するプロプレイヤーもあるMinnesota RøkkrのCameron "Cammy" McKilliganが、「サーチ&デストロイ」で勝つために必要なことを教えてくれました。
「サーチ&デストロイは状況に非常に大きく左右されます。とにかくたくさんプレイしてマップに慣れるのと、情報を獲得してキルできるように、相手の動きを視認できる場所を見つけることが重要です。プレイすればするほど、サーチ&デストロイに必要な細かい要素を拾い上げることができます。1v1、1v2、2v2など、あらゆる状況をより多く経験し、その対処法を身につけてください」
昨年のCall of Duty Leagueの新人賞を獲得したSeattle SurgeのAmer "Pred" Zulbeariは、ハードポイントについて次のように語っています。
「ハードポイントでは60秒ごとに目標が変わりますが、タイマーが30秒切ったら次の目標地点に移動を開始します。目標地点にいる人は時間が消化されるまでそこで待機し、持ち場を離れる人は残り30秒ぐらいで新しい目標に向かって移動を開始しなければなりません。最初に新しい目標に向かう人は、一番遠いルートを選択する必要があります」
最後になりますが、対戦プレイを学ぶ一番の方法は、Call of Duty Leagueの試合を実際に見ることです。
OpTic TexasのMajor IIIの予選は2月17日(太平洋標準時)に開幕し、全試合がCall of Duty Leagueの公式チャンネルで配信されます。2023年のレギュラーシーズンが中盤に差し掛かかった今、CammyやPredを始めとする豪華なプロプレイヤーたちが、どのような順位争いをしているのか、ぜひご覧ください。
存分にお楽しみください。それではまた!
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