亡霊でも見たような顔だな:コミュニティ・アーティストNIRAとのインタビュー
ガブリエル・レイエスがオーバーウォッチからタロンへと堕ちた背景には、長いいきさつがあります。オーバーウォッチのソルジャー24からタロンのリーパーへと変貌を遂げた裏にあったのは、闇と絶望、そして欺きでした。この忌まわしい物語を形にするべく、「オーバーウォッチ」チームはコミュニティ・アーティストのNIRAと手を組み、ゲーム内のスプレーのデザインに取り組みました。
NIRAがインタビューに応じ、イラスト制作や、「オーバーウォッチ」チームとの共同作業、そしてリーパーのコード・オブ・バイオレンスについて語ります!
まずは自己紹介からお願いします。
日本でNIRAという名前でイラストレーターをしています。オリジナルキャラクターを制作したり、好きな作品のファンアートを描いています。
作品を制作する上で最大のモチベーションは何ですか?
映画やゲーム、インターネット上で他者の素晴らしい作品を見た時などに刺激を受けます。中でも、特にゲームによる影響が大きいかもしれません。
ゲームは好きですか?ゲームのファンアートを制作する際はどんなことを意識しますか?
ゲームは昔から好きで、世界観が気に入ればジャンル問わず何でも遊びます。
ファンアートに関しては、作品内の印象的なシーンなどを、自分なりに魅力的にかっこよく表現したいという気持ちで描いています。
「オーバーウォッチ」のどんなところに魅力を感じますか?
「オーバーウォッチ」は大ファンで、よく遊んでいます。
ULTやピックがガッチリ噛み合えば、不利な状況から逆転も不可能ではないゲーム性が、オーバーウォッチの魅力だと思います。
また、FPSは元々下手で苦手だったのですが、「オーバーウォッチ」がきっかけで苦手意識がなくなりました。相手をキルしなくてもチームに貢献できる部分も好きな要素です。
お気に入りのヒーローやロールはありますか?
ロールはサポートが主で、モイラ、アナ、ルシオをよく使います。サポート以外では、キャスディやソンブラが楽しいです。
どのヒーローも好きなのですが、特にお気に入りはリーパーです。とても簡単な理由ですが、戦闘スタイルやデザインが好みだからです。ULTの強さもキャラクター性にマッチしていて魅力的ですね。
コラボレーションのオファーがあった時はどんな気持ちでしたか?
もちろん嬉しいという感情が一番です。
それと同時に、発売日からずっと遊んでいるゲームに自分のイラストが登場するなんて、正直信じられない気持ちでした。
スプレーアートを手がける前と後でリーパーの印象はどう変わりましたか?
これまでの短編アニメやコミックなどを経て、自分的に抱いていたイメージから、がらりと印象が変わった訳ではありません。
ただ、今回のスプレーアートはリーパー(ガブリエル・レイエス)がなぜタロンに所属することになったのか?の経緯と葛藤を初めて描いている内容になっているので、内面に様々な葛藤を抱えている繊細な一面もある人物なのだと知る事ができました。新しく公開される小説を読んで、スプレーアートを見ていただくとより楽しんでいただけると思います。
「オーバーウォッチ」チームとのコラボレーションで印象に残っている出来事はありますか?
スプレーアートは、ある程度シンプルに分かりやすくデザインする必要があったのですが、制作途中、細かく描き込み過ぎていました。ですが、開発チームの助言を参考にしつつ、上手く自分のテイストを活かしながら軌道修正する事ができました。結果的に良い物に仕上がったと思います。
一番のお気に入りのアートと、その理由を教えて下さい。
リーパーとソンブラのアートがお気に入りです。スタイリッシュさと、少しコミカルさも感じられる様意識しました。二人の関係性が上手く表現できたのではないでしょうか。
最後に「オーバーウォッチ」プレイヤーの皆さんに一言お願いします。
一連のスプレーはリーパーの過去を物語る内容となっています。ぜひ全て獲得し観賞、使用してみて下さい!
ご協力ありがとうございました。作品はどれもとても刺激的で、同時にゾッとする出来に仕上がっています!
3月8日まで、Twitchで「オーバーウォッチ」の配信を視聴して、NIRAのスプレー6種を手に入れよう。これらのTwitch Dropsを獲得するには、ご利用のBattle.netアカウントとTwitchアカウントをあらかじめ連携させておく必要があります。リーパーのコード・オブ・バイオレンス・チャレンジに参加して、ゲーム内でプレイヤー・アイコン、スプレー、レジェンダリー・スキン「黄昏」を獲得しよう。新作短編小説、ブランドン・イーストン著「コード・オブ・バイオレンス」ではリーパーの素顔に迫ります。