Call of Duty: Vanguard

「Vanguard」のキャンペーンの制作舞台裏

James Mattone and Daniel Noel

コール オブ デューティ ヴァンガード」は単なる第二次世界大戦の話ではなく、私たちの知る世界が戦後どのように破壊される可能性があったかを描いています。

コール オブ デューティ」のレガシーはシリーズの複数タイトルで第二次世界大戦に深く関わっています。「ヴァンガード」のメイン開発スタジオであるSledgehammer Gamesは2017年に「コール オブ デューティ ワールドウォーII」を通じて独自の視点で戦争を描きました。

「ヴァンガード」では、ほとんどのミッションが複数の前線で語られる紛争が舞台となっていますが、そこでは5人の普通の兵士がいかにしてヒーローになったかが描かれます。そして彼らが最終的にゲームのキャンペーンの全てと呼ぶべき最初の特殊部隊、すなわちタスクフォースワンの起源となり、戦争が終わった後に世界を破壊する可能性があったものを阻止することにつながるのです。

各前線における特殊部隊の始まり

ゲームはクライマックスから始まります。新進のタスクフォースワンに新たに採用されたオペレーターとして、プレイヤーは堅固に要塞化されたUボート施設に向かっています。そこでプレイヤーは複合施設に潜入し、フェニックス計画というコードネームに由来する枢軸軍の極めて重要な軍事情報を、ドイツ国外に密かに持ち出される前に入手しなければなりません。

プレイヤーの分隊は、4つの主要な前線における各人の行動が第二次世界大戦の形勢を変える後押しとなった5人の兵士で構成されています。北アフリカキャンペーンのルーカス・リグス上等兵、太平洋戦線からはウェイド・ジャクソン中尉、東部戦線で故国を守ったポリーナ・ペトロバ中尉、そしてプレイヤーのリーダーであるイギリス軍第9パラシュート連隊のアーサー・キングスリー軍曹です。

ヴァンガード」のキャンペーンを通じて、プレイヤーは彼らをヒーローになった瞬間を実体験し、タスクフォースワンの陣頭指揮を執る彼らがいかにして団結したかを知ることになります。また国際「特殊部隊」の概念も学び、最終的には、フェニックス計画の指揮を執る冷酷なナチス将校ヘルマン・ヴェンツェル・フライジンガーと彼らが対立することになった理由も明らかになります。

ヴァンガード」のキャンペーンの舞台裏

本日公開された「ヴァンガード」のキャンペーンに加えて、Sledgehammer Gamesは、アメリカ、カナダ、オーストラリアの各所に存在し、やはり複数の前線にあるスタジオを垣間見せてくれました。さらに、第二次世界大戦をベースにしたこのオリジナルストーリーをいかに描くかについても説明してくれています。

第二次世界大戦でおなじみの瞬間(ノルマンディーや、アメリカ合衆国で最初の「戦う」歩兵師団)を2017年にいくつか再び描いた後、Sledgehammerは、より広い視点とともにこの極めて重要な世界的紛争へと戻る準備ができていました。「ヴァンガード」のストーリーについて歴史アドバイザーと話をした時に、形勢を一変させる大規模な戦争の概念が浮かび上がってきました。すなわち、戦争の方向性を変え、世界の各地で起きた戦いです。

「スターリングラードの雪景色、太平洋のソロモン諸島、北アフリカで戦闘があった」と、「ヴァンガード」のキャンペーンクリエイティブディレクターであるデイビッド・スウェンソンは言いました。

何千万人もが戦争遂行に関与しているにもかかわらず、個々の行動が未だに大きな貢献を果たしています。スウェンソン曰く、「そういった様々な場所での大規模な戦争の背景も取り込みましたが、第二次世界大戦で戦った人々の個人的な物語にも焦点を当てています。それこそ、私たちが描きたい物語なのです」

その個人的な物語というのは最終的にタスクフォースワンを形づくるオペレーターたちのストーリーです。またその一人であるポリーナ・ペトロバについては、9月のGamescomで垣間見ることができました。

ゲームのキャンペーンに登場する他のキャラクターと同様、彼女は第二次世界大戦で戦った人々から着想を得ており、ペトロバは殺害数が数百人に昇る数人のソビエト人女性スナイパーをベースにしています。「自国民の間では有名で、ドイツ人の間では悪名高い存在でした」と、ペトロバのモデルの一人についてスウェンソンは語りました。「今日に至るまで、彼女は史上最も成功した女性スナイパーと言えるでしょう」

これらのキャラクターのストーリーを取り上げるに際して、Sledgehammer Gamesは、戦争に関してそれぞれが独自のスキルと視点を持つ多種多様なライターを採用しました。

ストーリーリードのスティーブン・ローズは、「第二次世界大戦の物語を題材にして、ビデオゲームでは何度も取り上げられている場所を舞台とし、その歴史と重要な瞬間を踏み板として使って独自の興味深い物語を語ることは、「ヴァンガード」キャンペーンの最もエキサイティングな部分でした」と語ります。

アソシエイトストーリーデザイナーのベリンダ・ガルシア曰く、「第二次世界大戦では、常に前線に戦いがあると思われがちですが、実際の戦いは至るところで行われているということを示したおかげで、ストーリーはとてもうまく機能していると思います。民間の場所でも戦いが行われ、自宅にいる人々にも影響を及ぼしました。彼らの愛する人たちにも影響を与え、戦争に関わりたくなくても関わらざるを得なかった人々にも影響を与えたのです」

ストーリーデザイナーのアレクサ・レイ・コリエラはゲームキャラクターに対するチームの取り組みを振り返り、ゲーム開発中にそれまでしっくり来なかったあるミッションのリライトセッションが忘れられない瞬間になったと言います。

「私たちは大勢で座ってミッションのリライトをしていて、その開発プロセスで結局全員が1人のキャラクターを担当することになったのです。作業を進めるうちに私たちは、ほぼそのレベルのロールプレイをする形になり、より素晴らしい台本に仕上がりました」

「このチームは本当に特別です」

キャンペーンのさらなる情報

11月5日の「ヴァンガード」全世界同時リリースが近づく中で、「コール オブ デューティ」ブログでは注目ポイントをまとめています。

Twitter、Instagram、Facebookの@Activision@CallofDuty@SHGamesのアカウントを通じてブログをチェックし、Treyarchが手掛けるゾンビの物語の新章、先行ロード、PCの動作環境、そして「ヴァンガード」の全てに関するさらなる情報をより詳しく見てみましょう。

ブログでは「ヴァンガード」の5人のメインキャラクターについても詳しくご説明します。アーサー・キングスリー、ウェイド・ジャクソン、ポリーナ・ペトロバ、ルーカス・リグスなどの注目ポイントを本日アップされる「コール オブ デューティ」ブログでご紹介しますので、ぜひご覧ください。

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