マスターズ予選、ランク戦プレイ等への変更について
マスターズ予選に参加した複数のプレイヤーにアンケートを行い、現在の形式で問題になっている部分について聞いてみたぞ。今日はマスターズ予選とマスターズツアー大会に行われる変更内容を発表するぞ。ここに概要を列記した変更内容は10月4日(日本時間)から適用されるからな。詳細は以下を読み進めてくれ。 .
マスターズ予選とランク戦プレイ
- マスターズツアー予選ではコンクエスト、3戦2本先取、3デッキ用意、1デッキ禁止の形式が用いられる。
- マスターズ予選の最大人数は512名まで拡大される。
- 大会を短くするために、全マスターズ予選の形式をシングルエリミネーションに変更する。
- 現在は予選シーズン中に少なくとも6回以上トップ8に入ったプレイヤーが招待されている。この予選通過の条件が緩和されて5回で招待されるようになる。.
- 以前のシステムに戻し、2位までではなくマスターズ予選で1位になった選手のみが、対応するマスターズツアー大会に招待されるようになる。.
- マスターズ予選の賞品のカードパック数が増加する。
- 毎月、月末に各地域のランク戦上位16名(まだ招待されていないプレイヤー)がマスターズツアー大会に直接招待される。これで予選期間中に合計96名が招待されることになる。.
マスターズツアー
- マスターズツアーの形式をコンクエスト、5戦3本選手、4デッキ用意、1デッキ禁止に変更する。この変更はマスターズツアー・ブカレストから適用される。.
- スイス式ラウンドのラウンド数を12から9へと短縮し、マスターズツアー大会のトップ8はシングルエリミネーションに変更する。
対戦形式の変更について
今年の初めにスペシャリスト形式を導入したあと、参加したプレイヤーのフィードバックに注意深く耳を傾けていたが、コミュニティからの意見を尊重して、以下の変更を取り入れることにしたぞ。10月3日(太平洋夏時間)より、マスターズツアー予選ではコンクエスト、3戦2本先取、3デッキ用意、1デッキ禁止の形式が利用される。これはマスターズツアーの競技システムに初めて参加するプレイヤーにシステムを分かりやすくするためだ。
マスターズツアーに参加するプレイヤーからのフィードバックに応えて、マスターズツアーの形式をコンクエスト、5戦3本先取、4デッキ用意、1デッキ禁止に変更する。この変更はマスターズツアー・ブカレストから適用される。この変更で各ラウンドにかかる時間が長くなることから、マスターズツアーのスイス式ラウンドのラウンド数を12から9へと短縮する。さらに開催日数も短縮するために、大会のトップ8はシングルエリミネーション・ブラケットに変更する。プレイされる合計の試合数は減ることになるが、それは各試合の対戦数の追加分で十分に相殺されるはずだ。
マスターズ予選への変更について
ランク戦プレイから招待されるプレイヤー数が増えたことから、以前のようにマスターズ予選の上位2名が対応するマスターズツアー大会に招待されるのではなく、1位の選手しか招待されなくなる。また、招待を獲得するために各予選期間中にトップ8に入る必要がある回数も変更される。現在は予選シーズン中に少なくとも6回以上トップ8に入ったプレイヤーが招待されている。この数を5回に減らす。
また、「マスターズ予選が長すぎる」というフィードバックが多く寄せられていた。現在、シングルエリミネーションの大会に必要な時間は平均6時間だが、スイス式は平均12時間だ。大会を短くするために、全マスターズ予選の形式をシングルエリミネーションに変更する。
また、マスターズ予選の最大人数を512名まで拡大する。これによって、特にヨーロッパの予選で発生していた、参加したいマスターズ予選に参加できないという事態を避けられるはずだ。
変更後の招待者の内訳
ランク戦プレイから招待される人数が増加しているので、マスターズツアーに招待されるプレイヤーの内訳をもう一度確認しておこう。各大会で合計約350名のプレイヤーが招待されることになる。マスターズツアーに招待されるプレイヤーの内訳は以下のとおりだ。
賞品のカードパック数が増加
各大会の参加者数が増加したことから、大会で授与される賞品のカードパックの数も増えることになる。変更後の賞品のパック数は以下のとおりだ。以前と比較すると、授与されるパックの総数は増えることになる。.
順位 | 賞品 | 合計パック数 |
---|---|---|
1-2 | 20 | 40 |
3-4 | 15 | 30 |
5-8 | 10 | 40 |
9-16 | 5 | 40 |
17-32 | 4 | 64 |
33-64 | 3 | 96 |
65-128 | 2 | 128 |
129-256 | 1 | 128 |
合計パック数 | 566 |
上で説明した変更以外にも、大会のプラットフォーム・パートナーであるBattlefyが新たな機能を発表する。