ハースストーン

ソウルの優勝者が決定

Dylan Walker, Blizzard Entertainment

マスターズツアー・ソウルの最終日の決勝戦はフランス人同士の対決となり、Théo “Felkeine“ Dumont選手Martin “Zhym” Prêté選手が歴史に残るハイランダーメイジの完全同一デッキのミラーマッチで対戦した。

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重要な一戦であるにもかかわらず、両者ともに驚くほどのハイペースでターンを回し、カードを引くアニメーションが終わらない内から手札を切るほどだった。試合は殴り合いの展開となり、一方が「魔力の鍵屋」を出せば相手も「魔力の鍵屋」を、「チョッキンガー」を出せば「チョッキンガー」と、同一カードの応酬が繰り返された。

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ちなみに決勝戦のデッキを試してみたいなら、こちらで見つけることができるぞ。

最終戦ではZhym選手がお互いの運命を「ヨグ=サロンのパズル・ボックス」に懸けたが、最終的に勝利をつかんだのはFelkeine選手だった。

「信じられない気分だね」とFelkeine選手は言う。「3日前に大会が始まったとき、僕は1-1のスタートだったんだ。それが優勝できたなんてね!」

Felkeine選手が十分な準備ができていたのは間違いない。決勝戦に登り詰めるまでに彼は合計23回メイジのミラーマッチをこなしており、驚異的な73.9%の勝率を叩き出していた。「できるだけ攻撃的に行こうと考えていた」とFelkeine選手は言う。「ミラーマッチで防御的にプレイしてたら、『大魔術師アントニダス』なんかを出されて一巻の終わりになるのが関の山だからね。このマッチアップではテンポが重要になるんだ」

Felkeine選手はライブ配信を中心に活動しているが、最近では大会でも好成績を残し、注目を集めていた。「数週間前に小さな大会でOrangeやFenomenoと当たったんだ」とFelkeine選手。「僕はその両方に勝っていたから、それが今日のプレイの自信につながったと思う」

$88,739 (USD)の賞金と輝くトロフィーを手にしてフランスに帰還を果たした彼は、年末のヨーロッパ・グランドマスターズに参戦してOrangeやFenomenoと対戦する権利も手に入れたんだ。

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Felkeine選手、おめでとう!

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お次はシールド・フェーズ・コンクエスト形式が採用される、グランドマスターズ・シーズン2だ!スケジュールページをブックマークして、太平洋夏時間8月23日(金)から始まる対戦の配信をTwitch.tv/playhearthstoneJPで視聴しよう!