マスターズツアー初となる王者が決定したぞ!
アメリカ人同士の対決となったマスターズツアー・ラスベガスの決勝はDavid “dog” Caero選手が3-1でEdward “Gallon” Goodwin選手を下して優勝を決めたぞ。何年もdog選手につきまとっていた「2位にしかなれない」呪いがとうとう解かれたようだ。「クレイジーだね!どうにかなっちゃうんじゃないかと思ったよ」とdog選手は言う。「こういう大会に勝てるとは誰も思わないからね。これまで一度も優勝したことがなかったから、最高の気分だよ!」
dog選手はチームメイトのFrank “Fr0zen” Zhang選手の助けを借りて、ハイブリッドのフリーズメイジのデッキリストを構築していたぞ。最近バフされた「ルナのポケット銀河系」を使って「カレクゴス」や「アレクストラーザ」、「大魔術師アントニダス」といった高コストミニオンを低コストにする戦略を中核に据えていたんだ。第3デッキには「キジル博士」が入っていて、こいつのおかげで彼は何度も危うい状況を切り抜けてみせた。
Deranged Doctor for the save ...but wait, it gets EVEN BETTER! @Liquid_hsdog
— Hearthstone Esports (@HSesports) June 16, 2019
A 2:0 lead now and it's match point with the #MastersTourVegas trophy on the line! pic.twitter.com/b8eGke5RjY
「キジル博士」を保険にして…いや待て、保険どころじゃないぞ! @Liquid_hsdog 2:0のリードで、#マスターズツアー・ラスベガスのトロフィーの懸かった戦いがついにマッチポイント!
「『キジル博士』を入れたのは、ウォリアーに負けるときカードバリューで負けてるんじゃなくて、大抵は顔面を殴られて負けてるって気付いたからなんだ」とdog選手は言う。「僕らは『ルナのポケット銀河系』を採用してたから、大コストの回復カードが必要だった。『召術師の招来』で破壊すれば8マナミニオンを作れるし『キジル博士』は完璧だったんだ。8マナは大きいよ!」
dog選手は見事、10万ドル超えの賞金とマスターズツアー・ラスベガスのトロフィーを獲得した。「応援してくれたみんなに感謝したい!観戦ありがとう」とdog選手は言う。「僕の試合が目当てじゃなかったとしても、大会を観戦してくれてありがとう。この記事を読んでくれたことにもお礼を言いたい。僕がゲームをプレイしたり素敵な体験ができるのも、これらすべてのおかげだからね」
マスターズツアー・ラスベガスは終了したが、グランドマスターズは来週末も続くぞ!アジア太平洋地域の初戦は2017年の世界王者でありマスターズツアー・ラスベガスの準決勝進出者であるChen "tom60229" Wei LinとDasol “Ryvius” Simの対戦だ。6月21日18:00(日本時間)からTwitch.tv/PlayHearthstoneJPで配信開始だ!