回復ビーム、接続:マーシー「ピンク」の乳がん研究への貢献について
今年「オーバーウォッチ」で初めての試みとなるチャリティースキン、マーシー「ピンク」を販売いたしました。期間限定のスキンと同じテーマのアパレルグッズは、Breast Cancer Research Foundation(乳がん研究基金、以下BCRF)と提携し、乳がん患者およびその家族を支えるために作られたものです。ご協賛いただいた皆様のおかげで集められた金額は、なんと1,270万ドルに達しました。BCRFの25年の歴史の中で、企業パートナーが1年で寄付した金額としては最高額です。10月は乳がん月間ということもあり、皆様の寄付金がどのようにして乳がんの研究、予防、そして治療のために使われるのか、BCRFの好意により情報を公開していただきました。
3つの重要プログラム
1,270万ドルの寄付金は、乳がんの診断全体に関わる3つの重要プログラム(BCRF Precision Prevention Initiative、BCRF Translational Breast Cancer Research Consortium Award、年間25件のBCRF研究助成)にあてられ、世界中の女性そして男性の人生を変えるために使用されます。
BCRF精密予防構想
Blizzardからの支援を受けて、BCRFはスクリーニングや診断を改善するための新しい器材や検査の開発を含めた、乳がん発症を減少させるための最新の予防研究を進める予定です。これらのプログラムにより遺伝的リスクや集団ベースの遺伝的リスクの評価を容易にし、高いリスクを抱えている人々が実際に発病する前に対策が取れることを目的としています。
構想は、今月BCRFが乳がん研究の専門家による「シンクタンク」を招集し、今年の提案要求を作成する時に開始します。提案要求は、短期・長期両方の乳がん予防研究を選抜し助成金を提供するものです。3月に選考プロセスが完了した後、BCRFが3年に渡って臨床研究や基礎研究の資金を分配します。
BCRF乳がん橋渡し研究コンソーシアム賞
マーシー「ピンク」による寄付金を資金とするBCRF Translational Breast Cancer Research Consortium Award(BCRF乳がん橋渡し研究コンソーシアム賞)は、今年5つの新たな臨床試験を支援します。
臨床試験は19の医療機関と約200名の人員からなる協会によって行われ、乳がん患者の新たな治療法の実用化を加速させることを目標としています。協会は複数の学問領域に渡る共同研究によって、乳がんについての生物学的理解を深め、臨床試験を通して新たな治療戦略を試します。
年間25件のBCRF研究助成
毎年行われる研究助成プログラムはBCRFの活動の中核を成すものです。この助成金によって世界中の研究者が革新的なアイデアや、他の研究者との共同研究を行う資金を得ることになり、乳がん根絶に近づくことができるのです。皆様の寄付金は25もの研究助成の資金として使用されます。これらは乳がんの診断と治療を中心とした7つの研究分野に分配されます。
Blizzard Entertainment Awardsの助成金は米国内10州と、6大陸8カ国を拠点とする29の研究者に分配されます。
皆様が守護天使です
今回も、皆様は今日の世界から未来の世界に目を向け、乳がん治療に向けて大きな一歩を踏み出しました。詳しい情報は、こちらをご覧ください
立ち上がってくださったヒーローの皆様に感謝します!