オーバーウォッチ2

オーバーウォッチ ワールドカップ グループステージ プレビュー:ロサンゼルス

Blizzard Entertainment

先月の仁川大会では、ホームチームの韓国とフィンランドが、オーバーウォッチ ワールドカップ トップ8への進出を決めた最初の2チームとなりました。波乱のオールスターウィークエンドを経て、ロサンゼルスはBlizzardアリーナにて第2グループステージが始まります。

イベント情報

  • 日時:9月8日 - 9月10日 02:00(日本時間)
  • 場所:Blizzardアリーナ(ロサンゼルス)(チケット購入
  • ライブ配信:
  • 放送:オーバーウォッチ ワールドカップの全マッチがESPN3でライブ放送されます。各地域での放送時間については、Disney XDの番組表をご確認ください。
  • パッチ:1.27
  • マッチスケジュール:OWWCの公式サイトをご確認ください。
  • 対戦マップ:全マップが対象です!各マッチは、事前に決められたコントロールマップ(NEPAL、LIJIANG TOWER、ILIOS、OASISのいずれか)で始まります。第2マップ以降は、前のマップの敗者チームが以下のマップタイプから次に対戦するマップを選択できます。
    • 第2マップ:ハイブリッド
    • 第3マップ:アサルト
    • 第4マップ:エスコート
    • 第5マップ(タイブレーカー):コントロール、第1マップとは異なるマップ

国別のチームメンバー

アメリカ合衆国

  • Indy “Space” Halpern(LA Valiant)
  • Shane “Rawkus” Flaherty(Houston Outlaws)
  • Jay “Sinatraa” Won(SF Shock)
  • Austin “Muma” Wilmot(Houston Outlaws)
  • Zachary “ZachaREEE” Lombardo(コンテンダーズ北米:Fusion University)
  • Grant “Moth” Espe(SF Shock)
  • サブ:João Pedro "Hydration" Goes Telles(LA Gladiators)

そうそうたる面々が出そろいました。去年のアメリカチームは伝説のチームと言っても過言ではありません。同年に開催されたオーバーウォッチ ワールドカップのアメリカ対韓国の準決勝戦は、オーバーウォッチ史上最高レベルに白熱した試合でした。今年、その時のメンバーであるRawkus選手とSinatraa選手が、新たな仲間を引き連れて帰ってきます。Fusion UniversityのZachaREEE選手については、意外に感じる人もいるでしょう。もうすぐ18歳になるこの青年は、ロサンゼルスグループの初日で1日のうちに2つのトーナメントに参加することになります。彼はアメリカ代表チームのマッチに加えて、1日の終わりにコンテンダーズ ノースアメリカ シーズン2の決勝戦に出場し、XL2 Academyと対戦します。それも同じ会場、同じ観客の前で、です。

カナダ

  • Lane “Surefour” Roberts(LA Gladiators)
  • Brady “Agilities” Girardi(LA Valiant)
  • Liam “Mangachu” Campbell(コンテンダーズ ノースアメリカ:XL2 Academy)
  • Chris “Bani” Benell(Houston Outlaws)
  • Felix “xQc” Lengyel
  • William “Crimzo” Hernandez(コンテンダーズ ノースアメリカ:Team EnVy)
  • サブ:Lucas “NotE” Meissner(Boston Uprising)

カナダチームにも、コンテンダーズ ノースアメリカの決勝戦に出場するプレイヤーがいます。XL2 AcademyのMangachu選手です。XL2 Academyといえば、2017年ワールドカップの韓国代表にも選ばれたYeon-Oh “Nanohana” Hwang(旧ハンドルはFl0w3R)選手がいることでおなじみですね。Mangachu選手とZachaREEE選手は2017年に、Renegadesで共にプレイしています。事情が複雑に絡み合い、今回はかつてのチームメイト同士がアメリカとカナダに分かれて戦うことになります。彼らの他にも、Surefour選手とAgilities選手のDPSコンビが要注目です。さらに去年のオーバーウォッチ ワールドカップのMVP、xQc選手もBlizzardアリーナに帰ってきます。カナダ戦はすべて、配信開始時間にアラームの設定をお忘れなく!

ブラジル

  • Eduardo “dudu” Macedo(コンテンダーズ サウスアメリカ:Brasil Gaming House)
  • Maurício "honorato" Honorato(コンテンダーズ サウスアメリカ:Brasil Gaming House)
  • Felipe “liko” Lebrao(コンテンダーズ サウスアメリカ:Brasil Gaming House)
  • Mateus “neil” Kroeber(コンテンダーズ サウスアメリカ:Brasil Gaming House)
  • Renan “alemao” Moretto(コンテンダーズ サウスアメリカ:Brasil Gaming House)
  • Pedro “ole” Orlandini(コンテンダーズ サウスアメリカ:Black Dragons e-Sports)
  • サブ:Marcello “Wetter” Floriani(コンテンダーズ サウスアメリカ:Black Dragons e-Sports)

このメンバーリストの大部分を成すBrasil Gaming Houseは、コンテンダーズ サウスアメリカ シーズン2のプレイオフに出場を果たしたチームです。一方Black Dragons e-Sportsはプレイオフへの出場こそかないませんでしたが、順当な成績を収めており、コンテンダーズ トライアルでコンテンダーズ残留をかけて戦う事態は避けることができました。dudu選手、liko選手、neil選手、そしてalemao選手は2017年にもブラジルのオーバーウォッチ ワールドカップ代表チームでプレイしていますが、サンタモニカ グループステージではアメリカと台湾に完敗し、BlizzConでのトップ8戦へ食い込むことはできませんでした。今年、アメリカかカナダに勝つことができれば、去年の成果を超える第一歩となります。

オーストリア

  • Patrick “Wat7” Marwal
  • Patrick “Sensotix” Thonhauser
  • Raphael “Stvn” Baier
  • Michael “McDragonlol” Jörg(コンテンダーズ ヨーロッパ:We Have Org)
  • Oliver “Eclipse” Nguyen
  • Bernhard “Minimi” Hartl
  • サブ:Roman “Heroray” Hungersberger

このチームのコンテンダーズ プレイヤーは1名のみ。McDragonlol選手という、グループステージでも屈指のユーモラスなハンドル名の選手です。We Have Orgは今シーズン、コンテンダーズ ヨーロッパの下位4チームに入っており、コンテンダーズ トライアルで戦うことになります。他のプレイヤーはラダーを急上昇中で、ライバル・プレイにおける彼らの平均SRは4,300 - 4,400です。彼らにとっては夢のような大会に違いありません。失うものがない彼らは、本大会で思いっきりプレイしてくれるでしょう。

スイス

  • Esteban “Helv” Fernandez
  • Adrien “Kiba” Zürcher
  • Luca “Luux” Locher
  • Sandro “Shinoda” Zahner
  • Alex “R3M1X” Badertscher
  • Matteo “Sk0rpi0n” Palermo
  • サブ:Marco “Mimi7” Badertscher

Luux選手、Mimi7選手、R3M1X選手、Sk0rpi0n選手はスイスの団体Silent Gamingの所属メンバーです。2006年に立ち上げられたこのチームは、同国で現在活動しているeスポーツ団体としては最も古く、保有しているチームは幅広いeスポーツタイトルに参加しています。スイスはまた、オーバーウォッチ リーグの司会の1人、Soe Gschwind-Penskiの母国でもあります。現状では優勢とは言えないチームですが、彼女は密かに声援を送っていることでしょう!

ノルウェー

  • Kristian “Tricky” Kovacs
  • Jørgen “Decod” Myrlund(コンテンダーズ ヨーロッパ:Last Night’s Leftovers)
  • Usman “Track” Mohammad(コンテンダーズ ヨーロッパ:Young and Beautiful)
  • Kha “iPN” Nguyen(コンテンダーズ ヨーロッパ:Angry Titans)
  • Stefan “ONIGOD” Fiskerstrand(コンテンダーズ ヨーロッパ:Angry Titans)
  • Christer “Iko” Ringelien
  • サブ:Erik “Frost” Hinderson(コンテンダーズ ヨーロッパ:One.PoinT)

オーバーウォッチ ワールドカップのトップ8入りしたフィンランドと国境が接しているノルウェーは、コンテンダーズ ヨーロッパの様々なチームのメンバーが集まったチームです。どこかいい雰囲気を漂わせる北欧勢は、各国の規模は小さくても、オーバーウォッチへの愛と闘志に満ちあふれています。Iko選手はプロチームに未所属のメンバー2名のうちの1人で、サポート役のメインメンバーです。ステーキが好物という彼は、自分のeスポーツチームを仲間と共に立ち上げています。Trickyはオフタンクで、ザリアとスペアリブとフライドポテトが大好きです。なんだか親しみやすい人たちですね。強豪チームと対抗することになりますが、彼らは次のノルド王になれるでしょうか?

タレントチーム

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Malik Forté
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Chris Puckett
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Christopher “MonteCristo” Mykles
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Erik “Doa” Lonnquist
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Matt “Mr. X” Morello
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Mitch “Uber” Leslie
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Robert “Hexagrams” Kirkbride
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Auguste “Semmler” Massonat

引き続き、2018年オーバーウォッチ ワールドカップをお届けします。次の戦いの場は、オーバーウォッチ リーグ初シーズンの本拠地。見逃せません!